2015年08月31日
車の屋根で目玉焼きは焼けるか2015
みなさん今年の夏休みはどんな自由研究をしましたか?
我が家はなんと
「車の屋根で目玉焼きは作れるか?」
です!
子どもが私の毎年の「車の温度」研究を見ていてやってみたくなったらしい。
なんか自分の研究が認められたようでウレシイ。
過去の実験 ↓
車の屋根で目玉焼きは作れるか
車内温度はどこまで上がる?
車内温度を素早く下げる方法
車内温度について
車内の燃料用アルコール
変形!アルコール容器
卵は車体に直接置くのではなく、ステンレスのトレイに入れて置くことにしました。
他のところにも卵を置いて比べることにしたから、条件を同じにするためそうしました。
卵を置いたのは次の3か所です。
・車の屋根の上
・ダッシュボード
・アスファルトの路上
どこも暑そうです。
みなさんはどうなると思いますか?
私は以前の研究で、ダッシュボードは目玉焼きができると思っていたのですが、アスファルトもたいがい暑いのでもしかしたらできるかも、と思いながら実験しました。
ところが、今回は120分間置いた卵のうち、どれも目玉焼きらしいものはできなかったのです。気温も、各場所の温度も、前回の時とほぼ一緒なのに。

約68℃のダッシュボードに120分間置いた卵

約52℃の車の屋根に120分間置いた卵

約51℃のアスファルトに120分間置いた卵(時々日陰になってしまった)
※気温は日向で約36℃
★比較。前回の実験

62~64℃のダッシュボードに50分間置いた卵

48~51℃の屋根に60分間置いた卵
※気温は約37℃
******************
①以前の実験ではダッシュボードで目玉焼きができたのに、今回できなかったのはなぜか。
今回は浅いトレイに卵を入れたため、傾いたダッシュボードではこぼれてしまいそうでした。
そこで、トレイの下にタオルを置いて、トレイが傾かないようにしたのです。
そのため卵が熱いダッシュボードに触れることがなく、目玉焼きにならなかったのではないかと思います。
******************
さて、この実験は暑い中何度も外に出て卵や温度を調べるため、結構大変です。
もう、外に出て温度を記録して、卵の写真撮ったら即家に駆けこむ!
というだけでぐったりしてしまうので、その時はあまりなんとも思わなかったのですが、
実験結果をまとめて表にした時、子どもが気づきました。
「なんでダッシュボードより温度が低い車の屋根のほうが卵の変化が大きいの?」
写真を見直すと、ダッシュボードは何となく白身が白濁してる程度。
一方屋根は、黄身が変な感じに盛り上がっていて、表面がビニールのカバーみたいに乾いた膜になっています。
そういえば前回私がやった時も、屋根はこんな感じでしたが、その時はダッシュボードのほうが本物の目玉焼きになったので、
「長時間屋根に置けば、日も当たるし風も吹くから、表面が乾いてそうなるんだろう」
程度にしか思っていませんでした。
だけど、今回の実験から考えると、
「卵の変化は温度だけが問題ではない」
ようです。
②ダッシュボードより温度が低い車の屋根のほうが卵の状態が変化したのはなぜか。
「ダッシュボードはガラス越しだから変化が少なかったんじゃないの?」
と子どもは言います。
「ガラス1枚ごときでそんなに変わるかな?外は風が吹くから乾燥したんじゃないの?」
これは私の意見です。
だけど、ほんとに何でだろう?
としばらく考えて、
「あっ、フロントガラスはUVカットだ!」
ダッシュボードはフロントガラスによって紫外線の影響を受けなかったこと、それからダッシュボードにタオルを敷いたため、直接トレイがくっついてなかったこと。
だから卵の変化は少なかった。
一方、車の屋根は直射日光を浴び続けたため、卵の表面がビニールになっちゃった。
※アスファルトも車の屋根と温度はほぼ同じなのに 屋根ほど変化がないのは、時々フェンスの影に邪魔されたからだと思います。
というわけで、この実験により、フロントガラスはちゃんとUVカットしてくれてたんだな、と思うのと同時に、直射日光の恐ろしさを知ったわけです・・・
タンパク質がこんなに変質しちゃうんだもんね!
専門の方、このブログをご覧になったら、この実験の考察(卵はUVカットガラスにより変質しなかった)が正しいかどうか教えていただけると嬉しいです。
我が家はなんと
「車の屋根で目玉焼きは作れるか?」
です!
子どもが私の毎年の「車の温度」研究を見ていてやってみたくなったらしい。
なんか自分の研究が認められたようでウレシイ。
過去の実験 ↓
車の屋根で目玉焼きは作れるか
車内温度はどこまで上がる?
車内温度を素早く下げる方法
車内温度について
車内の燃料用アルコール
変形!アルコール容器
卵は車体に直接置くのではなく、ステンレスのトレイに入れて置くことにしました。
他のところにも卵を置いて比べることにしたから、条件を同じにするためそうしました。
卵を置いたのは次の3か所です。
・車の屋根の上
・ダッシュボード
・アスファルトの路上
どこも暑そうです。
みなさんはどうなると思いますか?
私は以前の研究で、ダッシュボードは目玉焼きができると思っていたのですが、アスファルトもたいがい暑いのでもしかしたらできるかも、と思いながら実験しました。
ところが、今回は120分間置いた卵のうち、どれも目玉焼きらしいものはできなかったのです。気温も、各場所の温度も、前回の時とほぼ一緒なのに。
約68℃のダッシュボードに120分間置いた卵
約52℃の車の屋根に120分間置いた卵
約51℃のアスファルトに120分間置いた卵(時々日陰になってしまった)
※気温は日向で約36℃
★比較。前回の実験
62~64℃のダッシュボードに50分間置いた卵
48~51℃の屋根に60分間置いた卵
※気温は約37℃
******************
①以前の実験ではダッシュボードで目玉焼きができたのに、今回できなかったのはなぜか。
今回は浅いトレイに卵を入れたため、傾いたダッシュボードではこぼれてしまいそうでした。
そこで、トレイの下にタオルを置いて、トレイが傾かないようにしたのです。
そのため卵が熱いダッシュボードに触れることがなく、目玉焼きにならなかったのではないかと思います。
******************
さて、この実験は暑い中何度も外に出て卵や温度を調べるため、結構大変です。
もう、外に出て温度を記録して、卵の写真撮ったら即家に駆けこむ!
というだけでぐったりしてしまうので、その時はあまりなんとも思わなかったのですが、
実験結果をまとめて表にした時、子どもが気づきました。
「なんでダッシュボードより温度が低い車の屋根のほうが卵の変化が大きいの?」
写真を見直すと、ダッシュボードは何となく白身が白濁してる程度。
一方屋根は、黄身が変な感じに盛り上がっていて、表面がビニールのカバーみたいに乾いた膜になっています。
そういえば前回私がやった時も、屋根はこんな感じでしたが、その時はダッシュボードのほうが本物の目玉焼きになったので、
「長時間屋根に置けば、日も当たるし風も吹くから、表面が乾いてそうなるんだろう」
程度にしか思っていませんでした。
だけど、今回の実験から考えると、
「卵の変化は温度だけが問題ではない」
ようです。
②ダッシュボードより温度が低い車の屋根のほうが卵の状態が変化したのはなぜか。
「ダッシュボードはガラス越しだから変化が少なかったんじゃないの?」
と子どもは言います。
「ガラス1枚ごときでそんなに変わるかな?外は風が吹くから乾燥したんじゃないの?」
これは私の意見です。
だけど、ほんとに何でだろう?
としばらく考えて、
「あっ、フロントガラスはUVカットだ!」
ダッシュボードはフロントガラスによって紫外線の影響を受けなかったこと、それからダッシュボードにタオルを敷いたため、直接トレイがくっついてなかったこと。
だから卵の変化は少なかった。
一方、車の屋根は直射日光を浴び続けたため、卵の表面がビニールになっちゃった。
※アスファルトも車の屋根と温度はほぼ同じなのに 屋根ほど変化がないのは、時々フェンスの影に邪魔されたからだと思います。
というわけで、この実験により、フロントガラスはちゃんとUVカットしてくれてたんだな、と思うのと同時に、直射日光の恐ろしさを知ったわけです・・・
タンパク質がこんなに変質しちゃうんだもんね!
専門の方、このブログをご覧になったら、この実験の考察(卵はUVカットガラスにより変質しなかった)が正しいかどうか教えていただけると嬉しいです。
2013年08月19日
車内温度を素早く下げる方法
夏になるとなぜかやりたくなる
「車の温度」シリーズ。
毎日暑い日が続きますね。
こうも暑いと、外出しようにも車に乗るのすらおっくうになります。
最近は買い物に行っても店内があんまり涼しくない。
やっぱり節電してるんですかね。
炎天下の駐車場で車のドアを開け、車内の熱気がぶわっとくると、その場に倒れそうになります。
なんとか素早く車内を涼しくしたくて、ネットで調べると色々出てくるんですが、本当にどれが効果的なのか温度を測ってみました。
実験の日は本当に暑く、テレビでは34℃と言ってましたが、
我が家の庭の日蔭は37℃。
日向は42℃もありました。
【テーマ】車内の温度を素早く下げる方法を色々試してみる
【方法】
温度を測るのは2か所。
・ダッシュボードの上
車の中で一番暑いのはここだと思う。
目玉焼きまでできちゃうくらいです。
下の表の⑤では、76℃という突出した温度ですが、
①~④は結構連続して実験したけど ⑤だけかなり時間をおいて実験をしたので、車内が温まり切った状態だったせいかな、と思います。
・助手席
天井から40㎝ほどの高さに温度計をつるして計りました。
ちょうど頭くらいの位置です。

① クーラーのみ
エンジンをかけると同時にクーラー全開。
窓は全部閉め切ったままです。
② 全部の窓を開ける+運転席と後部右のドアを開ける+クーラー
全部の窓を開けて、運転席と、同じ側の後部ドアを30秒間開けました。
③ 後部左の窓を開ける+運転席のドアを8回開閉+クーラー
ネットで知ったやり方。
運転席のドアと斜め後ろの窓を開けて数回ドアを開閉すると、効果的に車内の熱い空気が逃げるらしい。
ドアは力入れてバンバン開閉しなくてもいいそうですが。
④ バケツ1杯の水を屋根にかける+クーラー
最近ネットで知ったやり方。
バケツ1杯(7ℓ)程度では、この炎天下では「焼け石に水」かもしれません。
でも面白いからやってみた。
バケツに水汲んで、踏み台に乗って屋根にエイッとかけてみた。
そしたら半分くらい自分にかかってずぶぬれになった。
自分が涼しくなりました。
「おかーさん何やってんの」
って子どもに言われました。
「いいのこれはおかーさんの夏休みの自由研究なの!」
と答えたものの、盆休み最終日にこんなことやってる自分は本当にバカだと思う。
シャワーで水をもっとかけたら効果はありそう。
だけど、手間はかかるし、外出先ではそんな水用意できないよね~・・・
⑤ ③+④
ドア開閉と、水かけの合わせ技。
もう一度返り水を浴び、ずぶぬれのままドアを開閉。
しみじみ自分はアホだと思う。
【結果】

※単位=℃
※ダ=ダッシュボード上、助=助手席(天井から約40㎝高さ)の気温
★一番手軽で効果があったのは②。
・クーラー全開
・全部の窓を開ける
・運転席と、同じ側の後部座席とを開けてしばらく(実験では30秒)待つ
これは普段から大体の人はやってると思う。
うちの車は後部ドアがスライド式なので、大きく開くのも良いんだと思う。
★③の、
・クーラー全開
・右後部の窓を開ける
・運転席のドアを数回開閉
は、はたから見ていてちょっと変。
何で何回もドア開け閉めしてんの~って。
家人は
「8回も開け閉めするのは大変だ」
とぼやいていた。
8回っていうのは私が勝手にやっただけなので、3回くらいでもいいかもしれませんが、
とりあえずこのやり方は効果はあるけど、それより②のほうが手軽でなおかつ早く温度が下がるようです。
★④の
・クーラー全開
・屋根に水
が、今回一番試してみたかった方法です。
ネットで、
「洗車したら一気に涼しくなった!」
というのを読んだからです。
なるほどなー!面白そう!
と思ったんですが、あまり現実的ではないですね・・・
洗車場に行くまで暑い車を我慢しなきゃならないし、
家で洗車するにしても、ホースを車まで伸ばした時点で暑さにやられそうだし、
スーパーの駐車場で屋根に水をかけるのも恥ずかしいし。
★クーラーの効果
ダッシュボードがあまり温度が下がらないのは仕方ありませんが、
助手席は3分もすればどの方法でも大差ないくらい下がります。
クーラーのみの①でも、3分経てば他の方法と変わらない位の温度(33℃)になり、
5分後にはすべての方法で32~35℃程度になりました。
最初が52℃で一番暑く、一番手間暇かけて冷やした⑤でも、5分後には33℃なのです。
この実験は
「少しでも早く車内の温度を下げたい!」
ことが目的なので、意外とあんまり工夫のない②が一番オススメという結果になりました。
さあこれで夏の外出を乗り切ろう!
どんなにバカでも、私は実験ができて満足です!
「車の温度」シリーズ。
毎日暑い日が続きますね。
こうも暑いと、外出しようにも車に乗るのすらおっくうになります。
最近は買い物に行っても店内があんまり涼しくない。
やっぱり節電してるんですかね。
炎天下の駐車場で車のドアを開け、車内の熱気がぶわっとくると、その場に倒れそうになります。
なんとか素早く車内を涼しくしたくて、ネットで調べると色々出てくるんですが、本当にどれが効果的なのか温度を測ってみました。
実験の日は本当に暑く、テレビでは34℃と言ってましたが、
我が家の庭の日蔭は37℃。
日向は42℃もありました。
【テーマ】車内の温度を素早く下げる方法を色々試してみる
【方法】
温度を測るのは2か所。
・ダッシュボードの上
車の中で一番暑いのはここだと思う。
目玉焼きまでできちゃうくらいです。
下の表の⑤では、76℃という突出した温度ですが、
①~④は結構連続して実験したけど ⑤だけかなり時間をおいて実験をしたので、車内が温まり切った状態だったせいかな、と思います。
・助手席
天井から40㎝ほどの高さに温度計をつるして計りました。
ちょうど頭くらいの位置です。
① クーラーのみ
エンジンをかけると同時にクーラー全開。
窓は全部閉め切ったままです。
② 全部の窓を開ける+運転席と後部右のドアを開ける+クーラー
全部の窓を開けて、運転席と、同じ側の後部ドアを30秒間開けました。
③ 後部左の窓を開ける+運転席のドアを8回開閉+クーラー
ネットで知ったやり方。
運転席のドアと斜め後ろの窓を開けて数回ドアを開閉すると、効果的に車内の熱い空気が逃げるらしい。
ドアは力入れてバンバン開閉しなくてもいいそうですが。
④ バケツ1杯の水を屋根にかける+クーラー
最近ネットで知ったやり方。
バケツ1杯(7ℓ)程度では、この炎天下では「焼け石に水」かもしれません。
でも面白いからやってみた。
バケツに水汲んで、踏み台に乗って屋根にエイッとかけてみた。
そしたら半分くらい自分にかかってずぶぬれになった。
自分が涼しくなりました。
「おかーさん何やってんの」
って子どもに言われました。
「いいのこれはおかーさんの夏休みの自由研究なの!」
と答えたものの、盆休み最終日にこんなことやってる自分は本当にバカだと思う。
シャワーで水をもっとかけたら効果はありそう。
だけど、手間はかかるし、外出先ではそんな水用意できないよね~・・・
⑤ ③+④
ドア開閉と、水かけの合わせ技。
もう一度返り水を浴び、ずぶぬれのままドアを開閉。
しみじみ自分はアホだと思う。
【結果】

※単位=℃
※ダ=ダッシュボード上、助=助手席(天井から約40㎝高さ)の気温
★一番手軽で効果があったのは②。
・クーラー全開
・全部の窓を開ける
・運転席と、同じ側の後部座席とを開けてしばらく(実験では30秒)待つ
これは普段から大体の人はやってると思う。
うちの車は後部ドアがスライド式なので、大きく開くのも良いんだと思う。
★③の、
・クーラー全開
・右後部の窓を開ける
・運転席のドアを数回開閉
は、はたから見ていてちょっと変。
何で何回もドア開け閉めしてんの~って。
家人は
「8回も開け閉めするのは大変だ」
とぼやいていた。
8回っていうのは私が勝手にやっただけなので、3回くらいでもいいかもしれませんが、
とりあえずこのやり方は効果はあるけど、それより②のほうが手軽でなおかつ早く温度が下がるようです。
★④の
・クーラー全開
・屋根に水
が、今回一番試してみたかった方法です。
ネットで、
「洗車したら一気に涼しくなった!」
というのを読んだからです。
なるほどなー!面白そう!
と思ったんですが、あまり現実的ではないですね・・・
洗車場に行くまで暑い車を我慢しなきゃならないし、
家で洗車するにしても、ホースを車まで伸ばした時点で暑さにやられそうだし、
スーパーの駐車場で屋根に水をかけるのも恥ずかしいし。
★クーラーの効果
ダッシュボードがあまり温度が下がらないのは仕方ありませんが、
助手席は3分もすればどの方法でも大差ないくらい下がります。
クーラーのみの①でも、3分経てば他の方法と変わらない位の温度(33℃)になり、
5分後にはすべての方法で32~35℃程度になりました。
最初が52℃で一番暑く、一番手間暇かけて冷やした⑤でも、5分後には33℃なのです。
この実験は
「少しでも早く車内の温度を下げたい!」
ことが目的なので、意外とあんまり工夫のない②が一番オススメという結果になりました。
さあこれで夏の外出を乗り切ろう!
どんなにバカでも、私は実験ができて満足です!
2013年06月25日
燃料用アルコールで汚れ取り(失敗編)
子どもが客間の座卓で勉強をしていた。
↓
マジックで字を書いて間違えた。
↓
家人にホワイトを借りて修正した。
↓
気づかないうちにホワイトの小瓶を倒した。
↓
座卓が白くなった。
「おかーさんどうしよう~・・・」
「まかせなさいっ!
こんな時のためにアルコールがっ!」
燃料用アルコールをティッシュに浸して座卓をゴシゴシ・・・
なかなか消えない・・・
ティッシュは茶色く汚れてるのに。
座卓の汚れが取れたのかな?
「ちが~う!
座卓のニスがはがれてるう~!!」
げげげまずい。
座卓の光沢が白っぽくすすけてしまった。
でもなーシンナーだと余計にニスがはがれるだろうしなー。
これはホワイトが取れるのが早いかニスがはがれるのが早いか。
「爪ではがしたほうがとれるんじゃないの~?」
そっそうか。
アルコールでふやけたホワイトを爪でゴシゴシ・・・
なんとか取れたけど~
ニスがはげて白っぽくなったうえに爪痕までついてしまった客間の座卓。
ああ。

※白くて丸い輪は、以前熱い湯のみを置いたらこんな風に変色しちゃった。
今回のはその周辺の白っぽい変色。
↓
マジックで字を書いて間違えた。
↓
家人にホワイトを借りて修正した。
↓
気づかないうちにホワイトの小瓶を倒した。
↓
座卓が白くなった。
「おかーさんどうしよう~・・・」
「まかせなさいっ!
こんな時のためにアルコールがっ!」
燃料用アルコールをティッシュに浸して座卓をゴシゴシ・・・
なかなか消えない・・・
ティッシュは茶色く汚れてるのに。
座卓の汚れが取れたのかな?
「ちが~う!
座卓のニスがはがれてるう~!!」
げげげまずい。
座卓の光沢が白っぽくすすけてしまった。
でもなーシンナーだと余計にニスがはがれるだろうしなー。
これはホワイトが取れるのが早いかニスがはがれるのが早いか。
「爪ではがしたほうがとれるんじゃないの~?」
そっそうか。
アルコールでふやけたホワイトを爪でゴシゴシ・・・
なんとか取れたけど~
ニスがはげて白っぽくなったうえに爪痕までついてしまった客間の座卓。
ああ。
※白くて丸い輪は、以前熱い湯のみを置いたらこんな風に変色しちゃった。
今回のはその周辺の白っぽい変色。
2011年08月13日
車の屋根で目玉焼きは作れるか
毎日あまりにも暑くてくやしいから実験をすることにしました。
「車の屋根で目玉焼きは焼けるのか」
ずっと昔からやってみたかったのです。
だって、真夏の駐車場の車って陽炎が立ちのぼって、いかにもこんがり焼けそうでしょう?
気温は37℃。
車の屋根の温度は51℃です。
あれ?
意外に低い。
ダッシュボード(62℃)よりずっと低い。
じゃあもしかするとダッシュボードなら目玉焼きが焼けるかも。
そこでダッシュボードにストームクッカーのフライパンを置いてしばらく温めておきました。
卵も室温に戻しておきます。
屋根はきれいに水洗いし、直接サラダ油を塗りました。
屋根から卵が落ちないように、アルミホイルで枠を作ってセロハンテープで屋根に貼り付けます。
まず屋根。
卵を落とすと、傾斜があるので片方に流れ、アルミホイルの隙間から洩れてきてしまいました。
うぎゃ。
結局1時間経っても卵は生のままでした。
一方、ダッシュボードに置いたフライパンは熱くて素手で持てません。
油は敷かずに卵を落としてみました。
落とした瞬間、少し跳ねとんだ白身のしずくが白くなりました。
うわっ、瞬時に火が通った。
20分ほどで白身の水分が多いほうは白くなりましたが、濃く盛り上がったほうの白身は完全には火が通りません。
1時間後には濃い白身が半熟くらいになりました。
ダッシュボードはかなり傾斜があったので卵が一方に偏ってしまいましたが、それでも白身が白くなったのはすごい。
この卵を食べる勇気はありませんでしたが、本当に目玉焼きっぽくなったのにびっくりです。
【車で目玉焼きはできるか まとめ】
★条件
・室温に戻した卵(SSサイズ)
・気温 37℃
・屋根の温度 48℃~51℃(時間により変化)
・ダッシュボードの温度 62℃~64℃(時間により変化)
★車の屋根

屋根にアルミホイルの枠を取り付け

屋根に卵を落とした直後

屋根、25分後

屋根、35分後

屋根、50分後
ほんの気持ちほど白身の一部が白っぽいような・・・

屋根、60分後

屋根、アルミホイルの枠をはずしたところ。
乾いたためか流れ落ちず、屋根に貼りついている。
黄身の表面はビニールの皮みたいになっている。
★ダッシュボード

落とした直後に白身の滴は白くなった。

ダッシュボード20分後

ダッシュボード50分後

ダッシュボード60分後

はがしてみた
2009年、車の温度についての記事
車内の燃料用アルコールについての実験
車内温度はどこまで上がる?の実験
車の屋根で目玉焼きは作れるか2015
「車の屋根で目玉焼きは焼けるのか」
ずっと昔からやってみたかったのです。
だって、真夏の駐車場の車って陽炎が立ちのぼって、いかにもこんがり焼けそうでしょう?
気温は37℃。
車の屋根の温度は51℃です。
あれ?
意外に低い。
ダッシュボード(62℃)よりずっと低い。
じゃあもしかするとダッシュボードなら目玉焼きが焼けるかも。
そこでダッシュボードにストームクッカーのフライパンを置いてしばらく温めておきました。
卵も室温に戻しておきます。
屋根はきれいに水洗いし、直接サラダ油を塗りました。
屋根から卵が落ちないように、アルミホイルで枠を作ってセロハンテープで屋根に貼り付けます。
まず屋根。
卵を落とすと、傾斜があるので片方に流れ、アルミホイルの隙間から洩れてきてしまいました。
うぎゃ。
結局1時間経っても卵は生のままでした。
一方、ダッシュボードに置いたフライパンは熱くて素手で持てません。
油は敷かずに卵を落としてみました。
落とした瞬間、少し跳ねとんだ白身のしずくが白くなりました。
うわっ、瞬時に火が通った。
20分ほどで白身の水分が多いほうは白くなりましたが、濃く盛り上がったほうの白身は完全には火が通りません。
1時間後には濃い白身が半熟くらいになりました。
ダッシュボードはかなり傾斜があったので卵が一方に偏ってしまいましたが、それでも白身が白くなったのはすごい。
この卵を食べる勇気はありませんでしたが、本当に目玉焼きっぽくなったのにびっくりです。
【車で目玉焼きはできるか まとめ】
★条件
・室温に戻した卵(SSサイズ)
・気温 37℃
・屋根の温度 48℃~51℃(時間により変化)
・ダッシュボードの温度 62℃~64℃(時間により変化)
★車の屋根
屋根にアルミホイルの枠を取り付け
屋根に卵を落とした直後
屋根、25分後
屋根、35分後
屋根、50分後
ほんの気持ちほど白身の一部が白っぽいような・・・
屋根、60分後
屋根、アルミホイルの枠をはずしたところ。
乾いたためか流れ落ちず、屋根に貼りついている。
黄身の表面はビニールの皮みたいになっている。
★ダッシュボード
落とした直後に白身の滴は白くなった。
ダッシュボード20分後
ダッシュボード50分後
ダッシュボード60分後
はがしてみた
2009年、車の温度についての記事
車内の燃料用アルコールについての実験
車内温度はどこまで上がる?の実験
車の屋根で目玉焼きは作れるか2015
2011年07月18日
車内温度はどこまで上がる?
梅雨が明けたと思ったらこの暑さ。
車に乗るのが嫌になります。
車内の暑さは一体どこまで上がるのでしょうか。
温度計で計ってみることにしました。
なお、うちの温度計は気象庁が発表する気温より数℃高い。
★7月16日(土)快晴
・窓はぴったり閉め、日よけなどはしない。
・ほとんど全体的に日向の駐車場。
・軽ワゴン車
気温 ダッシュボード トランク
7:00 27 - -
8:00 30 32 31
9:00 32 46 42
12:00 37 47 42 ※
13:30 38 74 43
16:00 35 55 46
※10時~12時はフロントガラスに日よけをして、窓を2cmくらい開けていた。
朝7時は車内を計っていませんが、気温より涼しい感じ。
お昼は出かけていたのでフロントガラスに日よけをし、窓を少し開けていたので12:00はあまり温度が上がっていません。
直射日光ガンガンあたるアスファルトの駐車場に置いていたのに。
日よけの威力はすごいな。
ところが家に帰って、再び窓を閉めて日よけをしない状態で置いた13:30にはダッシュボードの温度が74℃・・・
じゃあ、ダッシュボードに生レバー1分置いといたらカンピロバクターは死滅するんですかね。
トランクルームの温度が13:30より16:00のほうが高いけど、これはなんでかな。
日当たりが良かったかな。
翌日は
「クーラーをかけた温度の下がり具合」
を実験です。
★7月17日(日)快晴
・窓はぴったり閉め、日よけなどはしない。
・ほとんど全体的に日向の駐車場。
・軽ワゴン車
気温 ダッシュボード 助手席 後部座席 トランク
15:06 39 71 45 45 45
(クーラー開始)
3分後 39 64 42 45 45
5分後 39 60 41 44 44
10分後 39 55 39 40 39
15分後 39 51 37 37 36
16分後 39 50 36 36 35
※温度計を置いた場所
・ダッシュボード=日の当たるダッシュボードにじか置き
・助手席・後部座席・トランクルーム
=座席の日のあたらない場所に置き、温度計の玉の部分は座席に直接当たらないよう浮かせた状態

私は後部座席にいましたが、車内に入った直後は暑くて死にそうでした。
クーラーをかけて5分で楽になりました。
それにしても気温39℃って容赦ない。
この連休で梅干しの土用干しがバッチリできました。
2年前にも同じようなことをしていた・・・
「車内温度について」
そしてこんな実験も
「車の屋根で目玉焼きは作れるか」
車に乗るのが嫌になります。
車内の暑さは一体どこまで上がるのでしょうか。
温度計で計ってみることにしました。
なお、うちの温度計は気象庁が発表する気温より数℃高い。
★7月16日(土)快晴
・窓はぴったり閉め、日よけなどはしない。
・ほとんど全体的に日向の駐車場。
・軽ワゴン車
気温 ダッシュボード トランク
7:00 27 - -
8:00 30 32 31
9:00 32 46 42
12:00 37 47 42 ※
13:30 38 74 43
16:00 35 55 46
※10時~12時はフロントガラスに日よけをして、窓を2cmくらい開けていた。
朝7時は車内を計っていませんが、気温より涼しい感じ。
お昼は出かけていたのでフロントガラスに日よけをし、窓を少し開けていたので12:00はあまり温度が上がっていません。
直射日光ガンガンあたるアスファルトの駐車場に置いていたのに。
日よけの威力はすごいな。
ところが家に帰って、再び窓を閉めて日よけをしない状態で置いた13:30にはダッシュボードの温度が74℃・・・
じゃあ、ダッシュボードに生レバー1分置いといたらカンピロバクターは死滅するんですかね。
トランクルームの温度が13:30より16:00のほうが高いけど、これはなんでかな。
日当たりが良かったかな。
翌日は
「クーラーをかけた温度の下がり具合」
を実験です。
★7月17日(日)快晴
・窓はぴったり閉め、日よけなどはしない。
・ほとんど全体的に日向の駐車場。
・軽ワゴン車
気温 ダッシュボード 助手席 後部座席 トランク
15:06 39 71 45 45 45
(クーラー開始)
3分後 39 64 42 45 45
5分後 39 60 41 44 44
10分後 39 55 39 40 39
15分後 39 51 37 37 36
16分後 39 50 36 36 35
※温度計を置いた場所
・ダッシュボード=日の当たるダッシュボードにじか置き
・助手席・後部座席・トランクルーム
=座席の日のあたらない場所に置き、温度計の玉の部分は座席に直接当たらないよう浮かせた状態
私は後部座席にいましたが、車内に入った直後は暑くて死にそうでした。
クーラーをかけて5分で楽になりました。
それにしても気温39℃って容赦ない。
この連休で梅干しの土用干しがバッチリできました。
2年前にも同じようなことをしていた・・・
「車内温度について」
そしてこんな実験も
「車の屋根で目玉焼きは作れるか」
タグ :車内温度
2011年06月08日
燃料用アルコール「インテリアS」
新しい燃料用アルコールを見つけました。
大洋製薬株式会社「燃料用アルコール インテリアS」です。

ラベルのデザインはトーヤクのアルコK2と並ぶかわいらしさです。
(アルコールランプのイラストやインテリアのロゴがかわいい)
何より名前が変わっています。
「インテリア」
って何のインテリア?
Sって何の略称?
気になる気になる。
蓋もトーヤク アルコK2に次ぐ工夫がしてあって、シャンプーの蓋みたいに
「上蓋をはねあげると小さな穴のあいた中蓋がある」
タイプです。
このシャンプー蓋をとると、いわゆる
「中蓋(中身が出ないようにぴったりはめこむ蓋)」
があります。
出口の穴が小さいので注ぎやすい。
でも乱暴に使っていると上蓋がパキッと壊れそう。

そして!
用途として、
①コーヒーサイフォン
②アルコールコンロの燃料用
③ショーウインドウ等の汚れ落とし
とあります。

③!
某燃料用アルコールのメーカーさんは
「家具の汚れ取りとしての使用は、メーカーとしてお勧めしていない」
とおっしゃってましたが、こちらの商品にはばっちり汚れ取り機能がうたわれています。
(私も汚れ取りに使っていましたが、最近は慎重になっています)
そのせいか、使用上の注意や応急措置の記述もほかの燃料用アルコールに比べて簡単です。
燃料用アルコールの主成分であるメタノールは吸引すると失明することもある危険なものなので、注意書きは厳しく書いてあるのが普通です。
ところがインテリアSの注意書きはあまり危険性を感じない、なんだかのんびりした調子なのです。
たとえば、応急措置について
「目に入った場合:
水で数分間注意深く洗ってください。
コンタクトレンズを容易に外せる場合は外して洗ってください」
「皮膚に付着した場合:
付着した部分を、多量の水と石けんで洗ってください」
「吸入した場合:
ただちに新鮮な空気の場所に移り、呼吸しやすい姿勢で安静にしてください」
「飲みこんだ場合:
症状の有無にかかわらず、速やかに嘔吐させ、ただちに医師の診断処置を受けてください」
この4項目だけです。
これが、注意書きの一番きびしいダイワあたりになると、上記の4項目のほかに
「皮膚(または毛髪)に付着した場合、直ちに、すべての汚染された衣類を脱ぐこと、取り除くこと」
「ばく露またはその懸念がある場合、医師の診断、手当てを受けること」
など6項目が加わります。
さらにダイワは「安全対策」として
「保護手袋・保護眼鏡・保護面を着用すること」
など11項目。
「危険有害性情報」として
「中枢神経系、視覚器、腎臓、全身毒性の障害」
など10項目。
なんか細かすぎて読む気が失せますが、今回改めて読んでみてけっこうオソロシイことが書いてあるなと思いました。
一番違うなと思ったのは、インテリアは飲みこんだ場合の応急措置について
「症状の有無にかかわらず速やかに嘔吐させ」
とありますが、ダイワは
「飲みこんだ場合、無理に吐かせない」
とあることです。
どっちがほんと?
ちなみにこの後に続く文言は、どちらも
「医師の診断・手当てを受けること」
です。
【燃料用アルコールコレクションシリーズ】
商品名:燃料用アルコール インテリアS
発売元:大洋製薬株式会社
東京都文京区本郷
組成・成分:メタノール95%、エタノール5%
500ml

インテリアSの注意書き
大洋製薬株式会社「燃料用アルコール インテリアS」です。
ラベルのデザインはトーヤクのアルコK2と並ぶかわいらしさです。
(アルコールランプのイラストやインテリアのロゴがかわいい)
何より名前が変わっています。
「インテリア」
って何のインテリア?
Sって何の略称?
気になる気になる。
蓋もトーヤク アルコK2に次ぐ工夫がしてあって、シャンプーの蓋みたいに
「上蓋をはねあげると小さな穴のあいた中蓋がある」
タイプです。
このシャンプー蓋をとると、いわゆる
「中蓋(中身が出ないようにぴったりはめこむ蓋)」
があります。
出口の穴が小さいので注ぎやすい。
でも乱暴に使っていると上蓋がパキッと壊れそう。
そして!
用途として、
①コーヒーサイフォン
②アルコールコンロの燃料用
③ショーウインドウ等の汚れ落とし
とあります。
③!
某燃料用アルコールのメーカーさんは
「家具の汚れ取りとしての使用は、メーカーとしてお勧めしていない」
とおっしゃってましたが、こちらの商品にはばっちり汚れ取り機能がうたわれています。
(私も汚れ取りに使っていましたが、最近は慎重になっています)
そのせいか、使用上の注意や応急措置の記述もほかの燃料用アルコールに比べて簡単です。
燃料用アルコールの主成分であるメタノールは吸引すると失明することもある危険なものなので、注意書きは厳しく書いてあるのが普通です。
ところがインテリアSの注意書きはあまり危険性を感じない、なんだかのんびりした調子なのです。
たとえば、応急措置について
「目に入った場合:
水で数分間注意深く洗ってください。
コンタクトレンズを容易に外せる場合は外して洗ってください」
「皮膚に付着した場合:
付着した部分を、多量の水と石けんで洗ってください」
「吸入した場合:
ただちに新鮮な空気の場所に移り、呼吸しやすい姿勢で安静にしてください」
「飲みこんだ場合:
症状の有無にかかわらず、速やかに嘔吐させ、ただちに医師の診断処置を受けてください」
この4項目だけです。
これが、注意書きの一番きびしいダイワあたりになると、上記の4項目のほかに
「皮膚(または毛髪)に付着した場合、直ちに、すべての汚染された衣類を脱ぐこと、取り除くこと」
「ばく露またはその懸念がある場合、医師の診断、手当てを受けること」
など6項目が加わります。
さらにダイワは「安全対策」として
「保護手袋・保護眼鏡・保護面を着用すること」
など11項目。
「危険有害性情報」として
「中枢神経系、視覚器、腎臓、全身毒性の障害」
など10項目。
なんか細かすぎて読む気が失せますが、今回改めて読んでみてけっこうオソロシイことが書いてあるなと思いました。
一番違うなと思ったのは、インテリアは飲みこんだ場合の応急措置について
「症状の有無にかかわらず速やかに嘔吐させ」
とありますが、ダイワは
「飲みこんだ場合、無理に吐かせない」
とあることです。
どっちがほんと?
ちなみにこの後に続く文言は、どちらも
「医師の診断・手当てを受けること」
です。
【燃料用アルコールコレクションシリーズ】
商品名:燃料用アルコール インテリアS
発売元:大洋製薬株式会社
東京都文京区本郷
組成・成分:メタノール95%、エタノール5%
500ml
インテリアSの注意書き
2011年04月05日
燃料用アルコールを考え直す
今回の震災で考えることはいろいろあったのですが。
たとえば、ガスや電気が使えない時の調理などについて、キャンプで使っているバーナーなんかが役に立つんでしょうけど。
アルコールバーナーを燃料として使うってどうでしょうね。
ガスと違って燃料がかさばらないのがよさそうですけど。
詰め替えも簡単だし(ビンを傾けて移し替えるだけ。アナログ)。
難しい操作なしで簡単に点火できるし。
炎上しても火力が知れてるからいきなり大やけどしなさそうだし(←これは私が勝手にそう思ってるだけかも)。
消毒薬として貴重なものを燃やすのは気がひけますが、必要ならそれができるし。
風防がなければ相当頼りなさそうですけど。
ところが、避難リュックをこしらえていて 初めて
「ストームクッカーって でかいな!」
と実感しました・・・
ちょっと・・・
これしょって逃げるのは・・・
他にもっと必要なものを詰めたい感じ・・・
普段は車で移動しているので、道具の大きさや重さはあまり気にしていなかったのです。
あと、燃料用アルコールってメタノールなので、万が一リュック内でお漏らしをしたら危険な気がする・・・
最近、近所で売っている燃料用アルコールがあれよあれよという間に値上がりして、
2年前258円だったものが350円くらいになってました。
で、消毒用のイソプロパノールと数十円しか違わなくなったので、安全面からもせめてイソプロパノール(380円ほど)に切り替えようかと思ったり。
イソプロパノールの短所は燃やすときに煤が出てクッカーが汚れることと、それにともなうディーゼルエンジンっぽい臭い、あとはさっきも書いたけど燃料用アルコールよりちょっと高いこと。
でも、避難リュックに入れるなら消毒も兼ねるイソプロパノールのほうがよさそう・・・
で、クッカーはアルポットとか・・・

ダイワ(Daiwa) アルポット

トランギア ストームクッカーL・ウルトラライト
たとえば、ガスや電気が使えない時の調理などについて、キャンプで使っているバーナーなんかが役に立つんでしょうけど。
アルコールバーナーを燃料として使うってどうでしょうね。
ガスと違って燃料がかさばらないのがよさそうですけど。
詰め替えも簡単だし(ビンを傾けて移し替えるだけ。アナログ)。
難しい操作なしで簡単に点火できるし。
炎上しても火力が知れてるからいきなり大やけどしなさそうだし(←これは私が勝手にそう思ってるだけかも)。
消毒薬として貴重なものを燃やすのは気がひけますが、必要ならそれができるし。
風防がなければ相当頼りなさそうですけど。
ところが、避難リュックをこしらえていて 初めて
「ストームクッカーって でかいな!」
と実感しました・・・
ちょっと・・・
これしょって逃げるのは・・・
他にもっと必要なものを詰めたい感じ・・・
普段は車で移動しているので、道具の大きさや重さはあまり気にしていなかったのです。
あと、燃料用アルコールってメタノールなので、万が一リュック内でお漏らしをしたら危険な気がする・・・
最近、近所で売っている燃料用アルコールがあれよあれよという間に値上がりして、
2年前258円だったものが350円くらいになってました。
で、消毒用のイソプロパノールと数十円しか違わなくなったので、安全面からもせめてイソプロパノール(380円ほど)に切り替えようかと思ったり。
イソプロパノールの短所は燃やすときに煤が出てクッカーが汚れることと、それにともなうディーゼルエンジンっぽい臭い、あとはさっきも書いたけど燃料用アルコールよりちょっと高いこと。
でも、避難リュックに入れるなら消毒も兼ねるイソプロパノールのほうがよさそう・・・
で、クッカーはアルポットとか・・・

ダイワ(Daiwa) アルポット

トランギア ストームクッカーL・ウルトラライト
2010年12月24日
直火焼き、メタノールの危険性2
直火焼き、メタノールの危険性1はこちら
直火焼きで肉なんか焼いたら、メタノールが食品に付着して体に害があるのではないか。
という疑問から、燃料用アルコールのメーカーさんに問い合わせたのですが、今回は別のメーカーさんにも問い合わせてみました。
そこの製品は、用途の欄に
「さざえのつぼ焼き」
と書いてあるからです。
さざえのつぼ焼きは直火焼きですもんね。
ふつう燃料用アルコールの用途には、食品としてはせいぜい
「コーヒー」
くらいしか書かれてないのに、この会社はピンポイントな食べ物を挙げております。
容器もネーミングも個性的ですが・・・
質問の内容は前回とほぼ同様です。
ただし、
「さざえのつぼ焼きは厚い殻があるのであまり抵抗ありませんが、肉や魚はどうでしょう」
と聞いてみました。
すると、
「直火焼きしても問題はありません」
との回答をいただきました。
(この場を借りてメーカーさんにお礼申し上げます。)
とりあえず、メーカーさんからは
「直火焼き 可」
とお墨付きをいただいたということで。

直火焼きデビューの記事はこちら
直火焼きで肉なんか焼いたら、メタノールが食品に付着して体に害があるのではないか。
という疑問から、燃料用アルコールのメーカーさんに問い合わせたのですが、今回は別のメーカーさんにも問い合わせてみました。
そこの製品は、用途の欄に
「さざえのつぼ焼き」
と書いてあるからです。
さざえのつぼ焼きは直火焼きですもんね。
ふつう燃料用アルコールの用途には、食品としてはせいぜい
「コーヒー」
くらいしか書かれてないのに、この会社はピンポイントな食べ物を挙げております。
容器もネーミングも個性的ですが・・・
質問の内容は前回とほぼ同様です。
ただし、
「さざえのつぼ焼きは厚い殻があるのであまり抵抗ありませんが、肉や魚はどうでしょう」
と聞いてみました。
すると、
「直火焼きしても問題はありません」
との回答をいただきました。
(この場を借りてメーカーさんにお礼申し上げます。)
とりあえず、メーカーさんからは
「直火焼き 可」
とお墨付きをいただいたということで。
直火焼きデビューの記事はこちら
2010年12月21日
アルコール、各社の燃費
アルコールは気温や風の影響を受けやすいのか、湯沸かし一つ取っても時と場合により消費する燃料の量や時間がけっこう違うように思います。
(ガスやガソリンがどうなのかはよく知らないのですが。)
またトランギアのアルコールバーナーは二重構造になっていて、この隙間にどうしても燃料が残るため、残った燃料を注射器で吸い出しきれません。
ですから、一度実験してみてもそれが正確な結果なのかどうかは断言できないのです。
たとえば
「A社のよりB社のアルコールが燃費がいい」
とか
「1リットルのお湯が何分で沸く」
とかです。
各社のアルコールのメタノールとエタノールの含有量の違いなんて数パーセントだし、消費燃料の違いはわずか数mlなんだからどうでもいいような気もしますが、そのあたりを今回は実験しましたのでご報告いたします。
【実験:1リットルのお湯を沸かす】
★12月15日、水温16℃、室温21℃
①内藤商店 燃アル(エタ22.2%、メタ76.3%、水分1.5%)
13分30秒、35ml
②大成薬品 メタノール(メタ99.5%)
13分30秒、38ml
③高杉製薬 燃アル(エタ30%、メタ70%)
13分15秒、36ml
★12月16日、水温16℃、室温22℃
①高杉製薬 燃アル(エタ30%、メタ70%)
14分14秒、35ml
②ダイケントップ アルコールジン(成分不明)
12分30秒、37ml
③大成薬品 メタノール(メタ99.5%)
13分50秒、35ml
④カネイチ 消毒用エタノールMIX(エタ76.9~81.4vol%、添加物としてイソプロパノールを含む)
18分50秒、29ml
番号は実験した順番です。
なお、
「あたたまったバーナーに次の燃料を注ぐと正しい結果が出ないのでは?」
と思い、バーナーは2台を交互に使っています。
結果をみると、高杉製薬は室温が1℃上がったのに、沸騰までに1分余計にかかり、逆に燃料は1ml少ない。
また、大成薬品メタノールは室温が1℃上がったのに、沸騰までに20秒余計にかかり、逆に燃料は3ml少ない。
目立ったところではダイケントップが沸くのが早い。
(だけど以前の実験では他社の燃料と比べて特に早くはなかった・・・)
また、カネイチの消毒用アルコールは5分程度長くかかり、その代り燃料は少ない。
だけど、以前実験した時は高杉製薬の燃アル、ほんのちょっとの違いだけど燃費いいなあと思ったのです。
だからやっぱり、
「燃料用アルコール」
と書いて売ってあるものはどの会社のものでも大して違いは無いんじゃないかなあ・・・
と思います。
なんか、自分でも毎回データ取ってる割に整理したことはないんですけど、一度整理しかけてあんまり温度・成分・消費燃料の関係ってはっきりしないなあ・・・と思ったので途中やめです・・・
それから、消毒用アルコールや無水エタノールを燃やした時、ディーゼルエンジンの排気ガスみたいなすごい臭いがするのには閉口しました・・・
ちょっと、これは室内でやると
「うへえ~」
と思います。

燃える消毒用アルコール。
燃アルより明るい。
(ガスやガソリンがどうなのかはよく知らないのですが。)
またトランギアのアルコールバーナーは二重構造になっていて、この隙間にどうしても燃料が残るため、残った燃料を注射器で吸い出しきれません。
ですから、一度実験してみてもそれが正確な結果なのかどうかは断言できないのです。
たとえば
「A社のよりB社のアルコールが燃費がいい」
とか
「1リットルのお湯が何分で沸く」
とかです。
各社のアルコールのメタノールとエタノールの含有量の違いなんて数パーセントだし、消費燃料の違いはわずか数mlなんだからどうでもいいような気もしますが、そのあたりを今回は実験しましたのでご報告いたします。
【実験:1リットルのお湯を沸かす】
★12月15日、水温16℃、室温21℃
①内藤商店 燃アル(エタ22.2%、メタ76.3%、水分1.5%)
13分30秒、35ml
②大成薬品 メタノール(メタ99.5%)
13分30秒、38ml
③高杉製薬 燃アル(エタ30%、メタ70%)
13分15秒、36ml
★12月16日、水温16℃、室温22℃
①高杉製薬 燃アル(エタ30%、メタ70%)
14分14秒、35ml
②ダイケントップ アルコールジン(成分不明)
12分30秒、37ml
③大成薬品 メタノール(メタ99.5%)
13分50秒、35ml
④カネイチ 消毒用エタノールMIX(エタ76.9~81.4vol%、添加物としてイソプロパノールを含む)
18分50秒、29ml
番号は実験した順番です。
なお、
「あたたまったバーナーに次の燃料を注ぐと正しい結果が出ないのでは?」
と思い、バーナーは2台を交互に使っています。
結果をみると、高杉製薬は室温が1℃上がったのに、沸騰までに1分余計にかかり、逆に燃料は1ml少ない。
また、大成薬品メタノールは室温が1℃上がったのに、沸騰までに20秒余計にかかり、逆に燃料は3ml少ない。
目立ったところではダイケントップが沸くのが早い。
(だけど以前の実験では他社の燃料と比べて特に早くはなかった・・・)
また、カネイチの消毒用アルコールは5分程度長くかかり、その代り燃料は少ない。
だけど、以前実験した時は高杉製薬の燃アル、ほんのちょっとの違いだけど燃費いいなあと思ったのです。
だからやっぱり、
「燃料用アルコール」
と書いて売ってあるものはどの会社のものでも大して違いは無いんじゃないかなあ・・・
と思います。
なんか、自分でも毎回データ取ってる割に整理したことはないんですけど、一度整理しかけてあんまり温度・成分・消費燃料の関係ってはっきりしないなあ・・・と思ったので途中やめです・・・
それから、消毒用アルコールや無水エタノールを燃やした時、ディーゼルエンジンの排気ガスみたいなすごい臭いがするのには閉口しました・・・
ちょっと、これは室内でやると
「うへえ~」
と思います。
燃える消毒用アルコール。
燃アルより明るい。
2010年12月16日
直火焼き、メタノールの危険性1
オノリヒコさんからお題を頂きました。
「ストームクッカーに焼き網を置いて直火焼きしたら、燃料が食べ物に付着するのか?」
私もそれは気になっていて、直火焼きは今までしたことがありません。
理由は、アルコールバーナーを使っていて目が痛くなったことが2回あるからです。
1回目は、室内で扇風機を回してアルコールの炎が風でどうなるか実験していたときです。
長時間扇風機を回していたので、燃えるより気化するアルコールが多かったのかなと思いました。
2回目は、調理中に鍋を覗き込んだ時です。
目がツーンとなって、しばらく目を開けられませんでした。
涙が出た・・・
燃料用アルコールに含まれているメタノールは毒性があり、多量に摂取すると失明するそうですから、揮発したメタノールが食べ物に付着したら危ないんじゃないかなあ、と思ったのです。
ではこの機会にメーカーさんに問い合わせてみましょう。
すると以下のような回答を頂きましたので、ここにご紹介いたします。
【質問1】
アルコールバーナーで肉や魚を網焼き(つまり直火焼き)した場合、燃焼で蒸発したメタノールが食品に付着して、それを食べた場合 健康上問題がないでしょうか。
【質問2】
家具の汚れ取り(机についたマジックインキなど)にも使っていました。
ぼろ布に燃料用アルコールを含ませたものを素手で扱って拭いていました。
こんなこともあまり体によくないのでしょうか。
【回答】
お問い合わせの件に関してですが、
弊社はあくまで薬品メーカーですので、薬品の性質からのお話ししかできませんが、
通常はメタノールが燃焼した場合、気体としてメタノールは出ません。
ですので、その気化したものを吸引してしまっても、「メタノール摂取」にはあたりません。
ただ、バーナーの故障などにより、完全に燃焼されていないような場合にはありえるかもしれません。
もちろん、メタノールを燃料としないバーナーでメタノールをご使用されていたら論外です。
これらに関しましては、バーナーの器具メーカーへ確認してください。
また、【質問2】のご使用につきましては、メーカーとしてはお勧めしておりません。
素手から皮膚を通って体内に吸収されるような薬品ではありませんが、気化したメタノールを吸入する方が危険です。その意味では、「メタノール摂取」にあたりますので。
以上
いかがでしょうか。
「燃焼した場合、気体としてメタノールは出ない」
ふむふむ なるほどー。
「完全に燃焼していない場合はありえる」
おお!
先の私の体験談その1では風のせいであまり火が燃えてなかったので、
「完全に燃焼していない場合」
に当たるような気がするのですが。
また、燃料用アルコールの瓶の注意書きにはおおむね
「手袋使用」
「皮膚に付着したら多量の水で洗い流す」
という注意書きがあるので、
「素手から皮膚を通って体内に吸収されるような薬品ではない」
との回答が意外な気がしたのですが、
「皮膚そのものが刺激を受けて炎症をおこす」
ってことかしら(これはあくまで私の推測)。
最後に、素人の突飛な質問に対し丁寧にお答えいただいてありがとうございます、メーカーさん。
直火焼き、メタノールの危険性2はこちら
※関連記事
・アルコールの危険性
・アルコール容器の破裂
・車内の燃料用アルコール
・変形!アルコール容器
・アルコールの煤とガスの安全性
2010年12月14日
メタノール入手

高杉製薬 燃料用アルコール。
エタノール30%、メタノール70%。
これは本当に燃料用アルコールの黄金比なのかっ!?
この高杉製薬の燃料用アルコールは数ある燃料用アルコールの中でもエタノールの含有率が高いほうです。
この次にエタノールの含有率が高いのは、私が持っていた中では
「内藤商店 燃料用アルコール (エタノール22.2%、メタノール76.3%、水分1.5%)」
です。
向かって左が内藤商店
反対に、高杉製薬よりエタノールが多いのは
「ヒナ化学工業所 燃料用アルコール (エタノール45~50%、メタノール45~50%)」
というよくわからんあいまい表記のものですが、これよりエタノールが多い燃料用アルコールは見たことがありません。

向かって左端がヒナ化学
残念ながら内藤商店もヒナ化学ももう使い切ってしまったのですが、エタノールの含有率が高ければいいってもんでもなさそうです。
だって、
「消毒用V.S燃料用アルコール」
の燃費対決をしたことがありますが、確かに消毒用のほうが4ml少ない燃料で湯沸かしできたものの、かかった時間は7分も長い・・・。
そんなわけで、もう少し実験してみようと思います。
そこで、高杉製薬よりエタノール含有量が高かったヒナ化学。
これを再入手しようと、以前これを買った薬局に久しぶりに行ってみました。
この薬局は漢方が主体の、少々怪しいお店です。
店主さんはいかにもな白いあごひげに丸メガネのおじいさんで、いつも難しそうな本を読んでいるのです。
薬品なんかホコリかぶりまくり、箱は日焼けして色が変わっていても平然と置いてある店です。
(さすがに飲み薬は新鮮なようですが・・・っていうかそう信じたい)
私は店に入ると、すばやく奥の薬棚に向かいました。
燃料用アルコールは確かあの棚にあった。
・・・しかし、ああ!
燃料用アルコールはこの店に似つかわしくない真新しい商品に替わっていました。
大成薬品の燃料用アルコール。

このあたりのどの薬屋さんでも普通に見かけるものです。
確かに1年前に買ったときでも、ヒナ化学は1本か2本しか残ってなかったのです。
ああ、もうヒナ化学は売り切れてしまったのか・・・
「いらっしゃい。何をお探しですか」
中国仙人のような店主さんが商品棚の向こうから立ち上がりました。
「あの、燃料用アルコールです」
「ああ、そこにあるのが燃料用アルコールですよ」
中国仙人は大成薬品を指差しました。
「いえ、あの・・・以前ここで、ヒナ化学という会社の燃料用アルコールを買ったのですが、それは無いですか」
「いや、もう燃料用アルコールはこれしか無いね」
値段を見ると350円です。
すぐ近くのドラッグストアでは同じものが258円で売っていたのを思い出しました。
どうしよう?
私は大急ぎで店内に目を走らせました。
あっ!
お客では手の届かない奥のほうの棚に
「工業用アルコール」
と書かれたビンが見えます。
やはり大成薬品の商品のようです。
工業用アルコールといえばメタノールでしょう。
これはこれで私にとっては貴重な品です。
「ではメタノールを」
「メタノールは・・・置いてないなあ」
あれっ?
「メタノールはハンコがいるからね。もう燃料用アルコールしか扱ってないんだよ」
じゃああのビンは使いかけなのかな?
「大成薬品の燃料用アルコールはもう持ってるんです。メタノールが欲しいです」
ちょっと食い下がると、中国仙人は
「う~ん・・・まてよ・・・」
とつぶやきながら店の奥に引っ込みました。
再び現れた時、仙人は一つのビンを手にぶら下げていました。
「あったあった」
やはり大成薬品のメタノールです。
やった!
「何に使うの」
「・・・アルコールランプです」
「実験とか?」
「ん~・・・料理なんかです」
「ああ、コーヒー?」
「はい、コーヒーとかご飯とか」
「ふーん・・・だけど、メタノールはハンコがいるんでちょっと面倒なんだけど」
「ハンコは持ってまっす!!」
私は元気よく答えました。
中国仙人は小さな帳面を出してきました。
「譲渡受取人・・・」
とかなんとか書いてあります。
「ここに氏名・住所・電話番号・職業を書いて、ハンコを押してください」
何と、職業もか~!
記入している間、中国仙人はいくつかのことを教えてくれました。
・メタノールは劇物なので、このようにハンコや住所が必要なこと。
・燃料用アルコールはエタノールを少量加えることにより、その対象からはずれて簡単に買えるようになっていること。
・メタノールは皮膚についてもそこから体内に吸収するので体に良くない。だから素手で触らないほうがよいこと。
・昔は果樹園の人が花粉をつける筆を洗うためにこのメタノールを使っていたこと。
うちもそのために店に置いている程度のものだ。
しかし燃料用アルコールのほうが安全だし、簡単に買えるので最近はそっちのほうをお客さんに勧めること。
「ええっ!メタノール、思いっきり素手で触ってましたよ!汚れ取りなんかにボロ布につけて」
と言うと、
「ははは、まあね、そういうのにも使うね・・・」
と笑っていました。
「さて、いくらだったかな」
仙人さん!値札ちゃんとついてますよ!
「250円です!」
私は値札を見て言いました。
「どれどれ・・・ああ、ほんとだ。じゃあ250円」
中国仙人は袋に入れかけてから、
「待てよ!間違いないな、メタノールだよな!・・・4つの目で確かめよう」
と私に差し出しました。
二人はビンを覗き込み、
「間違いない、メタノールだな」
「はい、間違いありません。赤字でメタノールって書いてあります」
と指差し確認をして袋に入れたのでした・・・
メタノールのビンはホコリをかぶって茶色くザラついています。
製造年月日は
「平成12年11月」
でした。
未開封、10年ものです。
2010年12月13日
高杉製薬アルコールの燃費
高杉製薬
「燃料用アルコール」
です。
ナチュラムで買いました。

この会社のHPは大変充実しており、各薬品の製品安全データシートやQ&A、リンク集など大変詳しくしっかりした作りとなっています。
また、こちらの質問に対してもとても丁寧に対応してくださいました。
そのおかげで私は安心してトランギアを使い続けているわけです。
さて、その高杉製薬さんは
「わが社の燃料用アルコールはもっともカロリーの高い配合である」
と誇りを持って答えられていましたが、やっと手に入れることができたのでさっそく実験してみましょう!
【実験:高杉製薬 燃料用アルコールで1リットルのお湯を沸かす】
★高杉製薬 燃料用アルコール(エタノール30%、メタノール70%)
500ml 498円
・12月13日
水温14℃、気温17℃、室内
13分で沸騰。29ml使用。29円かかった計算。
水温・気温が違うので正確な比較はできませんが、確かに他社より少ない燃料でお湯が沸いています!
他社のアルコールが30ml台なのに、高杉製薬は20ml台で1リットルのお湯が沸いているのです。
お値段は高めになっていますが、ナチュラムでなく他の店では安く手に入る場合もあるようなので(380円とか)、これは・・・やはり自慢するだけのことはあるのかっ??
できるだけ正確なところを知りたいので、いつか同じ日に違う燃料と比較する実験をしてみたいと思います。
では最後に参考資料として過去の記事を再掲します。
他社の様々なアルコールでお湯を沸かした実験です。
(こういうの、一覧表とかグラフにしてみたいんだけど、やり方がわかりません。だれか作って~)
【燃料アルコール】
★兼一 NEWパワー燃料用アルコール(メタノール95%、エタノール4%、水分1%)
500ml 300円
・12月13日
水温14℃、気温11℃、屋外、微風、くもり、夕方
14分で沸騰、38ml。23円かかった計算。
★ダイケントップ 強力液体燃料・ジン(成分記載なし)
450ml 600円
・10月25日
水温21℃、室温23℃、室内
11分で沸騰、33ml。44円かかった計算。
【消毒用アルコール、エタノール】
★ケンエー 無水エタノール(エタノール99.5vol%)
500ml 1,570円
・10月4日
水温22℃、気温24℃、室内
11分で沸騰。32ml使用。100円かかった計算。
★兼一 消毒用アルコールMIX(エタノール76.9~81.4vol%、イソプロパノール含有)
500ml 398円
・10月4日
水温22℃、気温24℃、室内
11分で沸騰。35ml使用。28円かかった計算。
・12月12日
水温14℃、気温19℃、室内
20分で沸騰。35ml使用。28円かかった計算。
・12月13日
水温14℃、気温11℃、屋外、微風、くもり、夕方
21分で沸騰、34ml。27円かかった計算。
【ガス】
★家庭用ガスコンロ
・10月4日
水温22℃で1リットル、気温24℃、室内
7分で沸騰。
・12月12日
水温14℃、気温19℃、室内
8分30秒で沸騰。
過去のアルコールの湯沸かし実験、詳細はこちら
消毒用アルコールを燃やす
燃料用V.S消毒用アルコール
無水エタノールを燃やす!
アルコールジンを燃やす!
「燃料用アルコール」
です。
ナチュラムで買いました。

この会社のHPは大変充実しており、各薬品の製品安全データシートやQ&A、リンク集など大変詳しくしっかりした作りとなっています。
また、こちらの質問に対してもとても丁寧に対応してくださいました。
そのおかげで私は安心してトランギアを使い続けているわけです。
さて、その高杉製薬さんは
「わが社の燃料用アルコールはもっともカロリーの高い配合である」
と誇りを持って答えられていましたが、やっと手に入れることができたのでさっそく実験してみましょう!
【実験:高杉製薬 燃料用アルコールで1リットルのお湯を沸かす】
★高杉製薬 燃料用アルコール(エタノール30%、メタノール70%)
500ml 498円
・12月13日
水温14℃、気温17℃、室内
13分で沸騰。29ml使用。29円かかった計算。
水温・気温が違うので正確な比較はできませんが、確かに他社より少ない燃料でお湯が沸いています!
他社のアルコールが30ml台なのに、高杉製薬は20ml台で1リットルのお湯が沸いているのです。
お値段は高めになっていますが、ナチュラムでなく他の店では安く手に入る場合もあるようなので(380円とか)、これは・・・やはり自慢するだけのことはあるのかっ??
できるだけ正確なところを知りたいので、いつか同じ日に違う燃料と比較する実験をしてみたいと思います。
では最後に参考資料として過去の記事を再掲します。
他社の様々なアルコールでお湯を沸かした実験です。
(こういうの、一覧表とかグラフにしてみたいんだけど、やり方がわかりません。だれか作って~)
【燃料アルコール】
★兼一 NEWパワー燃料用アルコール(メタノール95%、エタノール4%、水分1%)
500ml 300円
・12月13日
水温14℃、気温11℃、屋外、微風、くもり、夕方
14分で沸騰、38ml。23円かかった計算。
★ダイケントップ 強力液体燃料・ジン(成分記載なし)
450ml 600円
・10月25日
水温21℃、室温23℃、室内
11分で沸騰、33ml。44円かかった計算。
【消毒用アルコール、エタノール】
★ケンエー 無水エタノール(エタノール99.5vol%)
500ml 1,570円
・10月4日
水温22℃、気温24℃、室内
11分で沸騰。32ml使用。100円かかった計算。
★兼一 消毒用アルコールMIX(エタノール76.9~81.4vol%、イソプロパノール含有)
500ml 398円
・10月4日
水温22℃、気温24℃、室内
11分で沸騰。35ml使用。28円かかった計算。
・12月12日
水温14℃、気温19℃、室内
20分で沸騰。35ml使用。28円かかった計算。
・12月13日
水温14℃、気温11℃、屋外、微風、くもり、夕方
21分で沸騰、34ml。27円かかった計算。
【ガス】
★家庭用ガスコンロ
・10月4日
水温22℃で1リットル、気温24℃、室内
7分で沸騰。
・12月12日
水温14℃、気温19℃、室内
8分30秒で沸騰。
過去のアルコールの湯沸かし実験、詳細はこちら
消毒用アルコールを燃やす
燃料用V.S消毒用アルコール
無水エタノールを燃やす!
アルコールジンを燃やす!
2010年12月10日
10年前のメタノール
今、私の手元にはアルコールランプを買ったのと時を同じくして手に入れた
「メタノール」
があります。
使いかけのまま10年以上経過しています。
こないだちょっと使いましたが、わりと普通に燃えているようです。

さて、このアルコールはメタノール99%以上なので、買うときは印鑑かなんかが必要だったような気がするのですが、そんなややこしいことをして買った覚えがありません。
10年以上前の記憶なので覚えていないだけかもしれませんが、普通のホームセンターでひょいと買ったような気がしていました。
ところで販売元は大阪の松葉薬品という会社なのですが、しばらく前にめでたくHPを開設されました!!
(今年の4月に開設されたそうですが、私が気付いたのがつい最近なので)
ここに一消費者として遅ればせながらひっそりとお祝い申し上げる次第です。
なにしろ私が初めて買った、そして唯一のメタノールですからね!
で、この松葉薬品のHPを見ると10年前とまったく同じデザインのメタノールが販売されているのですが、劇物に当たるこの商品は、やはり宅配はダメで店頭販売しかしていないのです。
うーん残念。
新品のメタノールと10年前の開封済みのメタノールの燃料対決をしたかったのに~。
薬局で取り寄せとかできるんでしょうかね。
「松葉薬品の!メタノールが欲しいんです!」
って。
ともかく10年前に買った松葉薬品のメタノールは、どうやら昨日の記事の「Y理化学販売所」で買ったようです。
ハンコもちゃんと用意して買いに行ったのかなあ・・・
思い出せませんけど・・・
「メタノール」
があります。
使いかけのまま10年以上経過しています。
こないだちょっと使いましたが、わりと普通に燃えているようです。

さて、このアルコールはメタノール99%以上なので、買うときは印鑑かなんかが必要だったような気がするのですが、そんなややこしいことをして買った覚えがありません。
10年以上前の記憶なので覚えていないだけかもしれませんが、普通のホームセンターでひょいと買ったような気がしていました。
ところで販売元は大阪の松葉薬品という会社なのですが、しばらく前にめでたくHPを開設されました!!
(今年の4月に開設されたそうですが、私が気付いたのがつい最近なので)
ここに一消費者として遅ればせながらひっそりとお祝い申し上げる次第です。
なにしろ私が初めて買った、そして唯一のメタノールですからね!
で、この松葉薬品のHPを見ると10年前とまったく同じデザインのメタノールが販売されているのですが、劇物に当たるこの商品は、やはり宅配はダメで店頭販売しかしていないのです。
うーん残念。
新品のメタノールと10年前の開封済みのメタノールの燃料対決をしたかったのに~。
薬局で取り寄せとかできるんでしょうかね。
「松葉薬品の!メタノールが欲しいんです!」
って。
ともかく10年前に買った松葉薬品のメタノールは、どうやら昨日の記事の「Y理化学販売所」で買ったようです。
ハンコもちゃんと用意して買いに行ったのかなあ・・・
思い出せませんけど・・・
2010年10月25日
アルコールジンを燃やす!
前々から気になっていたアルコールを買ってみました。
「ダイケントップ アルコールジン」

ダイケントップ(DAIKENTOP) アルコールジン
450mlで600円もします。
私が買った中で最もお値段の張る燃料用アルコールです。
(燃やした中で一番高級だったのは無水エタノールですが、あれは燃料用じゃないし)
どうしてそんなに高いのか?
まず、容器がブリキ?です。
とにかく金属です。
シンナーとかが入ってる容器と同じです。
ほかの会社はペコペコのプラスチック容器だったりして、あまり容器に気を使ってない感じがするのですが、がっちりしてます。
だけどその分重いです。
それから液体に色がついてます。
ガソリンよりたぶん薄いピンク色です。
ふつう燃料用アルコールは無色透明ですから、これは「燃料用だよ!」という注意のためでしょうか。

そしてなにより驚いたのは、においがしないこと!です!
かすかにオレンジに似たさわやかなにおいがしますが、燃料用アルコール独特のツンとくる酸っぱいようなにおいがありません。
調理したものにアルコールのにおいがうつるのが気になる人にはいいかもしれません。
・・・今ふと思い出しましたが、飲むアルコール「ジン」もオレンジに似たにおいがしませんでしたっけ・・・
この燃料用ジンはそれほどにおいはきつくないですが。
それに「燃料用だから飲むな」って書いてありますよ、もちろん。
ああそうか。
だからピンク色で注意を促しているのかー。
それにしてもこのアルコールジンには謎が多い。
製造販売は「ダイケントップ」。
大阪の中津のあたりにある会社で、主にスポーツ関連の商品を作っているらしい。
でも、今まで買った燃料用アルコールにはきちんと会社の住所が書かれてましたが、住所が無い。
会社名も
「DAIKEN TOP CO.,LTD.JAPAN」
とあるだけです。
それから私が非常に大事に考えている燃料用アルコールの成分表示がないー!!
ふつう
「メタノール○%、エタノール○%」
って書いてあるのに!
ただ、
「強力液体燃料・ジン」
「バーナーオイル★アルコール」
(★だってよ!)
としか書かれてない。
だから、この燃料用アルコールが正確に何でできているのかわからないのですよ。
ひょっとして実は飲めるから成分をあえて書いてないとか。
そんなことあるかなー。
それに450mlって半端な量です。
ふつう燃料用アルコールは500ml単位で売ってます。
こんなふうに、ちょっと変わった燃料用アルコール「ジン」。
肝心の燃費はどうなのでしょうかっ!
・・・結果は、ほかの燃料用アルコールと大して違いはない、でした。
【強力液体燃料・ジン(ダイケントップ)】
・450ml 600円
・成分:不明(記載なし)
・1リットルの湯沸かし実験
11分で沸騰。33ml使用。
44円で1リットルのお湯が沸いた計算。
火力調整蓋なし。ストームクッカー使用。
水温21℃、室温23℃(10月25日)
「強力液体燃料」
の文字とお値段に期待しましたが・・・
えと、あとですね、缶の底に
「10.03.19E」
ってプリントされてたんですが、今までの経験からいって、これ使用期限の表示じゃないかと。

おしまいの E って何だろと思ってたんですが、
「expiration」
の略かなと。
「使用期限」を英訳したら
「expiration date for use」
って出たから。
まあ、こんなもの買う人ってめったにいないでしょうからネ・・・
いいんですよ・・・
私も10年前の燃料用アルコール使ってますから・・・

燃えているジン
「ダイケントップ アルコールジン」

ダイケントップ(DAIKENTOP) アルコールジン
450mlで600円もします。
私が買った中で最もお値段の張る燃料用アルコールです。
(燃やした中で一番高級だったのは無水エタノールですが、あれは燃料用じゃないし)
どうしてそんなに高いのか?
まず、容器がブリキ?です。
とにかく金属です。
シンナーとかが入ってる容器と同じです。
ほかの会社はペコペコのプラスチック容器だったりして、あまり容器に気を使ってない感じがするのですが、がっちりしてます。
だけどその分重いです。
それから液体に色がついてます。
ガソリンよりたぶん薄いピンク色です。
ふつう燃料用アルコールは無色透明ですから、これは「燃料用だよ!」という注意のためでしょうか。
そしてなにより驚いたのは、においがしないこと!です!
かすかにオレンジに似たさわやかなにおいがしますが、燃料用アルコール独特のツンとくる酸っぱいようなにおいがありません。
調理したものにアルコールのにおいがうつるのが気になる人にはいいかもしれません。
・・・今ふと思い出しましたが、飲むアルコール「ジン」もオレンジに似たにおいがしませんでしたっけ・・・
この燃料用ジンはそれほどにおいはきつくないですが。
それに「燃料用だから飲むな」って書いてありますよ、もちろん。
ああそうか。
だからピンク色で注意を促しているのかー。
それにしてもこのアルコールジンには謎が多い。
製造販売は「ダイケントップ」。
大阪の中津のあたりにある会社で、主にスポーツ関連の商品を作っているらしい。
でも、今まで買った燃料用アルコールにはきちんと会社の住所が書かれてましたが、住所が無い。
会社名も
「DAIKEN TOP CO.,LTD.JAPAN」
とあるだけです。
それから私が非常に大事に考えている燃料用アルコールの成分表示がないー!!
ふつう
「メタノール○%、エタノール○%」
って書いてあるのに!
ただ、
「強力液体燃料・ジン」
「バーナーオイル★アルコール」
(★だってよ!)
としか書かれてない。
だから、この燃料用アルコールが正確に何でできているのかわからないのですよ。
ひょっとして実は飲めるから成分をあえて書いてないとか。
そんなことあるかなー。
それに450mlって半端な量です。
ふつう燃料用アルコールは500ml単位で売ってます。
こんなふうに、ちょっと変わった燃料用アルコール「ジン」。
肝心の燃費はどうなのでしょうかっ!
・・・結果は、ほかの燃料用アルコールと大して違いはない、でした。
【強力液体燃料・ジン(ダイケントップ)】
・450ml 600円
・成分:不明(記載なし)
・1リットルの湯沸かし実験
11分で沸騰。33ml使用。
44円で1リットルのお湯が沸いた計算。
火力調整蓋なし。ストームクッカー使用。
水温21℃、室温23℃(10月25日)
「強力液体燃料」
の文字とお値段に期待しましたが・・・
えと、あとですね、缶の底に
「10.03.19E」
ってプリントされてたんですが、今までの経験からいって、これ使用期限の表示じゃないかと。
おしまいの E って何だろと思ってたんですが、
「expiration」
の略かなと。
「使用期限」を英訳したら
「expiration date for use」
って出たから。
まあ、こんなもの買う人ってめったにいないでしょうからネ・・・
いいんですよ・・・
私も10年前の燃料用アルコール使ってますから・・・
燃えているジン
2010年10月04日
無水エタノールを燃やす!
以前、燃料用アルコールと消毒用アルコールでお湯を沸かす実験をしたのですが、今回はついに無水エタノールの登場です。
無水エタノールでお湯を沸かすなんてもったいない・・・
と思いながら実験開始。
火をつけてしばらくすると、おかしな臭いがしました。
ディーゼルの排気ガスというか・・・
室内で実験していたので換気扇を回しました。
沸騰して鍋をはずしたとき、炎の明るさにびっくり。
消毒用アルコールを燃やした時より明るいくらいです。
無水エタノールの炎
燃料用アルコールの炎
消毒用アルコールの炎
鍋底を見てまたびっくり。
ススがついて茶色に・・・
ゴトクが触れていた部分がくっきりと残って・・・
重曹でみがいたけど、あんまりきれいになりませんでした。
ススで汚れた鍋底
ゴトクの跡もくっきり
ごめんね~トランギア・・・
いつもヘンテコリンな実験で傷めつけて・・・
結果は、11分かかって1リットルのお湯が沸きました。
使った無水エタノールは32ml。
500mlで1,570円ですから、1リットルのお湯を沸かすのに100円。
ついでに300円の燃料用アルコールもやってみたところ、1リットルのお湯を沸かすのにかかった時間は同じ11分。
35ml使ったので、21円です。
もう、無水エタノールを使ってお湯を沸かすことはないでしょう・・・
あ、さらについでに家庭用ガスコンロでは7分で沸きましたよ。
【実験:無水エタノールでお湯を沸かす】
★条件
・水温22℃で1リットル、気温24℃、室内(10月4日)
★結果
・ケンエー 無水エタノール(エタノール99.5vol%)
1,570円
11分で沸騰。32ml使用。100円かかった計算。
・兼一 消毒用アルコールMIX(エタノール76.9~81.4vol%、イソプロパノール含有)
398円
11分で沸騰。35ml使用。28円かかった計算。
・家庭用ガスコンロ
7分で沸騰。
ついでに過去の実験結果もまとめて再掲載。
【実験:消毒用アルコールと家庭用ガスコンロで湯沸かし】
★条件
・水温14℃で1リットル、気温19℃、室内 (12月12日)
★結果
・兼一 消毒用アルコールMIX(エタノール76.9~81.4vol%、イソプロパノール含有)
398円
20分で沸騰。35ml使用。28円かかった計算。
・家庭用ガスコンロ
8分30秒で沸騰。
【実験:消毒用アルコールと燃料用アルコールで湯沸かし】
★条件
・水温14℃で1リットル、気温11℃、屋外、微風、くもり、夕方(12月13日)
★結果
・兼一 消毒用アルコールMIX(エタノール76.9~81.4vol%、イソプロパノール含有)
398円
21分で沸騰、34ml。27円かかった計算。
・兼一 NEWパワー燃料用アルコール(メタノール95%、エタノール4%、水分1%)
300円
14分で沸騰、38ml。23円かかった計算。
無水エタノールでお湯を沸かすなんてもったいない・・・
と思いながら実験開始。
火をつけてしばらくすると、おかしな臭いがしました。
ディーゼルの排気ガスというか・・・
室内で実験していたので換気扇を回しました。
沸騰して鍋をはずしたとき、炎の明るさにびっくり。
消毒用アルコールを燃やした時より明るいくらいです。
消毒用アルコールの炎
鍋底を見てまたびっくり。
ススがついて茶色に・・・
ゴトクが触れていた部分がくっきりと残って・・・
重曹でみがいたけど、あんまりきれいになりませんでした。
ゴトクの跡もくっきり
ごめんね~トランギア・・・
いつもヘンテコリンな実験で傷めつけて・・・
結果は、11分かかって1リットルのお湯が沸きました。
使った無水エタノールは32ml。
500mlで1,570円ですから、1リットルのお湯を沸かすのに100円。
ついでに300円の燃料用アルコールもやってみたところ、1リットルのお湯を沸かすのにかかった時間は同じ11分。
35ml使ったので、21円です。
もう、無水エタノールを使ってお湯を沸かすことはないでしょう・・・
あ、さらについでに家庭用ガスコンロでは7分で沸きましたよ。
【実験:無水エタノールでお湯を沸かす】
★条件
・水温22℃で1リットル、気温24℃、室内(10月4日)
★結果
・ケンエー 無水エタノール(エタノール99.5vol%)
1,570円
11分で沸騰。32ml使用。100円かかった計算。
・兼一 消毒用アルコールMIX(エタノール76.9~81.4vol%、イソプロパノール含有)
398円
11分で沸騰。35ml使用。28円かかった計算。
・家庭用ガスコンロ
7分で沸騰。
ついでに過去の実験結果もまとめて再掲載。
【実験:消毒用アルコールと家庭用ガスコンロで湯沸かし】
★条件
・水温14℃で1リットル、気温19℃、室内 (12月12日)
★結果
・兼一 消毒用アルコールMIX(エタノール76.9~81.4vol%、イソプロパノール含有)
398円
20分で沸騰。35ml使用。28円かかった計算。
・家庭用ガスコンロ
8分30秒で沸騰。
【実験:消毒用アルコールと燃料用アルコールで湯沸かし】
★条件
・水温14℃で1リットル、気温11℃、屋外、微風、くもり、夕方(12月13日)
★結果
・兼一 消毒用アルコールMIX(エタノール76.9~81.4vol%、イソプロパノール含有)
398円
21分で沸騰、34ml。27円かかった計算。
・兼一 NEWパワー燃料用アルコール(メタノール95%、エタノール4%、水分1%)
300円
14分で沸騰、38ml。23円かかった計算。
2010年07月11日
固形燃料は作れるか4
以前作った自作酢酸カルシウム。
(薄皮つきの卵殻をミルミキサーで砕いて氷酢酸と混ぜたもの)
予想では酢酸カルシウムができているはず・・・
これを使ってみることにしました。
作ってから1カ月近くたっているので、卵殻は充分溶けているから、また違った結果が出るんじゃないでしょうか。
ジャム瓶の蓋を開けると、酢酸のにおいはだいぶ弱まっているようでした。
卵殻は結構溶けていましたが、薄皮を取らなかったのでそれが残っているような感じがしました。
全体的に薄ピンクのもやもやしたものがあるのです。
それから、部分的に雪の結晶のようなトゲトゲがありました。
これが氷酢酸の結晶でしょうか。
氷酢酸が固まったところは写真でしか見たことが無いのでよくわかりませんが。

ほとんどあきらめているので、無水アルコールを量も適当にジャバーッと注ぎ、割りばしでかき混ぜてみました。
自作酢酸カルシウムがけっこう固く、なかなか混ざりません。
結局、下に自作酢酸カルシウム、上に無水アルコールの2層になったまま、固まることはありませんでした。

「酢酸カルシウムって、どこかで買えないでしょうか」
理科系に強そうなGさんに聞くと、
「酢酸カルシウムって見たことないなあ・・・。薬局で注文してみたら?カタログ見ながら取り寄せてくれると思うけど」
とのことでした。
以前、大きなドラッグストアで酢酸カルシウムを置いてないか聞いたら、
「ありませんねえ・・・」
と言われただけだったので、薬局で取り寄せ注文ができるとは思っていませんでした。
今度、別の薬局に聞いてみようかしら。
・・・っていうか、そこまでして固形燃料を作ろうとしてるんでしょうか、私は。
「固形燃料なんて、買ったほうが安いし早いよ」
Gさんはしごくまっとうな事を言いました。
固形燃料は作れるか1http://benihakobe.naturum.ne.jp/e989810.html
〃 2http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1029167.html
〃 3http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1041737.html
(薄皮つきの卵殻をミルミキサーで砕いて氷酢酸と混ぜたもの)
予想では酢酸カルシウムができているはず・・・
これを使ってみることにしました。
作ってから1カ月近くたっているので、卵殻は充分溶けているから、また違った結果が出るんじゃないでしょうか。
ジャム瓶の蓋を開けると、酢酸のにおいはだいぶ弱まっているようでした。
卵殻は結構溶けていましたが、薄皮を取らなかったのでそれが残っているような感じがしました。
全体的に薄ピンクのもやもやしたものがあるのです。
それから、部分的に雪の結晶のようなトゲトゲがありました。
これが氷酢酸の結晶でしょうか。
氷酢酸が固まったところは写真でしか見たことが無いのでよくわかりませんが。

ほとんどあきらめているので、無水アルコールを量も適当にジャバーッと注ぎ、割りばしでかき混ぜてみました。
自作酢酸カルシウムがけっこう固く、なかなか混ざりません。
結局、下に自作酢酸カルシウム、上に無水アルコールの2層になったまま、固まることはありませんでした。

「酢酸カルシウムって、どこかで買えないでしょうか」
理科系に強そうなGさんに聞くと、
「酢酸カルシウムって見たことないなあ・・・。薬局で注文してみたら?カタログ見ながら取り寄せてくれると思うけど」
とのことでした。
以前、大きなドラッグストアで酢酸カルシウムを置いてないか聞いたら、
「ありませんねえ・・・」
と言われただけだったので、薬局で取り寄せ注文ができるとは思っていませんでした。
今度、別の薬局に聞いてみようかしら。
・・・っていうか、そこまでして固形燃料を作ろうとしてるんでしょうか、私は。
「固形燃料なんて、買ったほうが安いし早いよ」
Gさんはしごくまっとうな事を言いました。
固形燃料は作れるか1http://benihakobe.naturum.ne.jp/e989810.html
〃 2http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1029167.html
〃 3http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1041737.html
タグ :燃料用アルコール
2010年07月04日
固形燃料は作れるか3
アルコールの固形燃料の自作に挑戦 第3弾。
入手困難な酢酸カルシウム Ca(CH3COO)2。
これを作るため、前回は酢を濃度の高い氷酢酸にしましたがダメでした。
そこで今回はアルコールも無水エタノールに変えてみました。
1本1570円・・・
燃料用アルコールの5倍の値段です・・・
卵の殻はミルミキサーで粉砕しても均一な細かい粉にならなかったので、今回はRさんからのヒントをいただき、消石灰を使ってみました。
消石灰は畑にまくため、我が家には常備してあるのですが、これがカルシウムとは知りませんでした。
ネットで調べると消石灰は水酸化カルシウム Ca(OH)2だそうです。
前回までカルシウムとして使った卵の殻は主成分が炭酸カルシウム CaCO3。
ちなみに生石灰は酸化カルシウム CaO。

2回も失敗しているので、あまり期待せず、まずは消石灰と氷酢酸を混ぜます。
ヨーグルトカップにほんの少しずつ・・・
消石灰もヨーグルトカップも白いので、なんだかどうなっているのかわかりません。
泡が立ったように見えましたが、それもすぐにおさまってしまいました。
いよいよ無水エタノールを加えます。
ちょろちょろと混ぜた途端、
「あっ、固まった・・・」
ちょうどカッテージチーズを作るときに似ています。
牛乳にレモン汁を加えた途端、モロモロと固まる感じ・・・
これは! これは! いけるんじゃないかっ?
そのまましばらく置いてみることにしました。

5分後・・・
「あれ?ちゃぷちゃぷに逆戻りだ」
カップを傾けると、下のほうは固まっているようにも見えましたが、なにしろカップも粉も白いので判別できません。
とりあえずうわずみの水分を流して捨ててみました。
このあと家事でバタバタしてそのままほったらかしになってしまい、もう一度見たときには
「あれ?ほとんど無い・・・」
カップの底のほうにドロドロの粉がこびりついているだけです。
なんとなく、さっき捨てた水分は氷酢酸で、無水エタノールは蒸発してしまい、消石灰だけが残っているという感じです。
念のため、マッチで火をつけてみました。
・・・マッチはヨロヨロと燃え、カップの底で黒く干からびて行きました・・・
またもや失敗です。
これは・・・改善点はあるのか・・・?
消石灰と氷酢酸を混ぜてから数日置いてみるとか・・・
ちなみに、前回氷酢酸と卵殻を混ぜてジャム瓶に入れておいたものは、数日後には金属製の蓋がさび始めました。
おそるべし、氷酢酸。
「固形燃料は作れるか」シリーズ
①http://benihakobe.naturum.ne.jp/e989810.html
②http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1029167.html
④http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1045542.html
入手困難な酢酸カルシウム Ca(CH3COO)2。
これを作るため、前回は酢を濃度の高い氷酢酸にしましたがダメでした。
そこで今回はアルコールも無水エタノールに変えてみました。
1本1570円・・・
燃料用アルコールの5倍の値段です・・・
卵の殻はミルミキサーで粉砕しても均一な細かい粉にならなかったので、今回はRさんからのヒントをいただき、消石灰を使ってみました。
消石灰は畑にまくため、我が家には常備してあるのですが、これがカルシウムとは知りませんでした。
ネットで調べると消石灰は水酸化カルシウム Ca(OH)2だそうです。
前回までカルシウムとして使った卵の殻は主成分が炭酸カルシウム CaCO3。
ちなみに生石灰は酸化カルシウム CaO。
2回も失敗しているので、あまり期待せず、まずは消石灰と氷酢酸を混ぜます。
ヨーグルトカップにほんの少しずつ・・・
消石灰もヨーグルトカップも白いので、なんだかどうなっているのかわかりません。
泡が立ったように見えましたが、それもすぐにおさまってしまいました。
いよいよ無水エタノールを加えます。
ちょろちょろと混ぜた途端、
「あっ、固まった・・・」
ちょうどカッテージチーズを作るときに似ています。
牛乳にレモン汁を加えた途端、モロモロと固まる感じ・・・
これは! これは! いけるんじゃないかっ?
そのまましばらく置いてみることにしました。
5分後・・・
「あれ?ちゃぷちゃぷに逆戻りだ」
カップを傾けると、下のほうは固まっているようにも見えましたが、なにしろカップも粉も白いので判別できません。
とりあえずうわずみの水分を流して捨ててみました。
このあと家事でバタバタしてそのままほったらかしになってしまい、もう一度見たときには
「あれ?ほとんど無い・・・」
カップの底のほうにドロドロの粉がこびりついているだけです。
なんとなく、さっき捨てた水分は氷酢酸で、無水エタノールは蒸発してしまい、消石灰だけが残っているという感じです。
念のため、マッチで火をつけてみました。
・・・マッチはヨロヨロと燃え、カップの底で黒く干からびて行きました・・・
またもや失敗です。
これは・・・改善点はあるのか・・・?
消石灰と氷酢酸を混ぜてから数日置いてみるとか・・・
ちなみに、前回氷酢酸と卵殻を混ぜてジャム瓶に入れておいたものは、数日後には金属製の蓋がさび始めました。
おそるべし、氷酢酸。
「固形燃料は作れるか」シリーズ
①http://benihakobe.naturum.ne.jp/e989810.html
②http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1029167.html
④http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1045542.html
2010年06月13日
固形燃料は作れるか2
前回食酢・卵殻・燃料用アルコールで固形燃料作りに挑戦しましたが全く駄目でした。
(前回の様子はこちら http://benihakobe.naturum.ne.jp/e989810.html)
食酢では水分が多いのではというご意見を頂き、氷酢酸を買ってきました。
氷酢酸がどういうものかよく知らないのですが、食酢より濃そうな気がしたからです。
ふたをあけると、ものすごいにおいがしました。
ゲホゲホしながら50c.c.を瓶に注ぎ、ミルミキサーで砕いた卵殻4個分を加えてふたをしました。

4日後、アルミケースに自作酢酸カルシウム(のつもり)を大さじ1杯注ぎ、同量の燃料用アルコールを加えました。
・・・やっぱりちゃぷちゃぷです。
全然固まりません。
分量の割合や使う材料はたしかにめちゃくちゃですが、これはなにかが根本的に間違っている気がします。
化学に関して全くの無知ですので、お手上げです。
本当のやり方では無水エタノールを使うことになっているので、これを買えばまた何か変わってくるのかもしれませんが、無水エタノールは高いしなあ・・・
とりあえず火をつけてみると、前回の食酢を使ったときと同様、パチパチいいながら燃えました。
少し火の勢いはいいかなあ・・・
氷酢酸と燃料用アルコール、それぞれ15c.c.。
あわせて30c.c.で5分間燃えました。

燃焼中

燃えかす
ところで今回使った氷酢酸。
・食品の保存
・調味料
のほか、
・写真用
と書いてありました。
そうか!
近所の写真屋のにおいの元はこれかー!!
このすっぱいにおい!
店に入るたび気になってたんだ・・・
それから、危険性として、
・引火性を有し、皮膚に触れると炎症を起こし・・・
とあります。
引火性があるとは知らなかった。
とりあえず、この実験のためだけに買ったので、他に利用するものを思いつきません・・・
食品の保存や調味料って・・・
なんか薬っぽいイメージがあって・・・なんだかなあ・・・
(前回の様子はこちら http://benihakobe.naturum.ne.jp/e989810.html)
食酢では水分が多いのではというご意見を頂き、氷酢酸を買ってきました。
氷酢酸がどういうものかよく知らないのですが、食酢より濃そうな気がしたからです。
ふたをあけると、ものすごいにおいがしました。
ゲホゲホしながら50c.c.を瓶に注ぎ、ミルミキサーで砕いた卵殻4個分を加えてふたをしました。

4日後、アルミケースに自作酢酸カルシウム(のつもり)を大さじ1杯注ぎ、同量の燃料用アルコールを加えました。
・・・やっぱりちゃぷちゃぷです。
全然固まりません。
分量の割合や使う材料はたしかにめちゃくちゃですが、これはなにかが根本的に間違っている気がします。
化学に関して全くの無知ですので、お手上げです。
本当のやり方では無水エタノールを使うことになっているので、これを買えばまた何か変わってくるのかもしれませんが、無水エタノールは高いしなあ・・・
とりあえず火をつけてみると、前回の食酢を使ったときと同様、パチパチいいながら燃えました。
少し火の勢いはいいかなあ・・・
氷酢酸と燃料用アルコール、それぞれ15c.c.。
あわせて30c.c.で5分間燃えました。

燃焼中

燃えかす
ところで今回使った氷酢酸。
・食品の保存
・調味料
のほか、
・写真用
と書いてありました。
そうか!
近所の写真屋のにおいの元はこれかー!!
このすっぱいにおい!
店に入るたび気になってたんだ・・・
それから、危険性として、
・引火性を有し、皮膚に触れると炎症を起こし・・・
とあります。
引火性があるとは知らなかった。
とりあえず、この実験のためだけに買ったので、他に利用するものを思いつきません・・・
食品の保存や調味料って・・・
なんか薬っぽいイメージがあって・・・なんだかなあ・・・
タグ :燃料用アルコール
2010年04月15日
固形燃料は作れるか1
よく忘年会の料理などで見かける卓上個人鍋。
小さな固形燃料がしずしずと燃えているのですが、アルコールバーナーを買うまであれがアルコールだとは知りませんでした。
ネットで調べたら、あれは自作できるのだそうですね。
だけど、必要な材料が手に入りません。
入手困難な材料。それは「酢酸カルシウム」です。
ふつうの薬局にはありませんでした。
ネットで探してもありません。
学校の理科の先生くらいなら持ってるかも知れませんね。
だれか入手方法を教えてください。
仕方ないので、ものは試しで酢酸カルシウムも自作してみることにしました。
卵の殻を食酢に漬けて、酢の中にカルシウムを溶かしたら酢酸カルシウムになるんでないの?
だれか今笑いましたか?
いいんですよ。
なんでもいいからやってみたかったんです。
卵の殻6個分に対して穀物酢200ml。
殻を食酢に漬けると、シュワシュワーッと泡が出ました。
サイダーみたいです。
瓶に入れて蓋をして2週間。
殻は多少もろくなったり薄皮だけになったりしているようです。
意外とあまり溶けてない感じがしました。

本当の作り方は
・酢酸カルシウム 10g
・水 30g
・アルコール(無水エタノール)160g
らしいのですが、とりあえず卵酢と燃料用アルコールを混ぜてみました。
・・・全然固まりません。
ほんのちょっと、底のほうにもやもやとしたものができました。
ちょうど、グレープフルーツを絞って濾すと、こんな感じにオリみたいなものができますが、それと似ています。
でも固まらず、ちゃぷちゃぷのままです。

着火マンで火をつけると・・・
バチバチ・・・バチッ・・・
とはじけるような音がしてヘロヘロの炎が・・・
んー。
燃料用アルコールが卵酢の水分と闘いながら何とか燃えている感じです。
ぜんぜんダメです。

次回は卵の殻を細かく砕いて酢に混ぜてみようかな。
それから、燃料用アルコールじゃなくて無水アルコールをつかうとか。
っていうか、卵酢は酢酸カルシウムとして根本的にまちがってますか?
「固形燃料は作れるか」シリーズ
②http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1029167.html
③http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1041737.html
④http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1045542.html
小さな固形燃料がしずしずと燃えているのですが、アルコールバーナーを買うまであれがアルコールだとは知りませんでした。
ネットで調べたら、あれは自作できるのだそうですね。
だけど、必要な材料が手に入りません。
入手困難な材料。それは「酢酸カルシウム」です。
ふつうの薬局にはありませんでした。
ネットで探してもありません。
学校の理科の先生くらいなら持ってるかも知れませんね。
だれか入手方法を教えてください。
仕方ないので、ものは試しで酢酸カルシウムも自作してみることにしました。
卵の殻を食酢に漬けて、酢の中にカルシウムを溶かしたら酢酸カルシウムになるんでないの?
だれか今笑いましたか?
いいんですよ。
なんでもいいからやってみたかったんです。
卵の殻6個分に対して穀物酢200ml。
殻を食酢に漬けると、シュワシュワーッと泡が出ました。
サイダーみたいです。
瓶に入れて蓋をして2週間。
殻は多少もろくなったり薄皮だけになったりしているようです。
意外とあまり溶けてない感じがしました。
本当の作り方は
・酢酸カルシウム 10g
・水 30g
・アルコール(無水エタノール)160g
らしいのですが、とりあえず卵酢と燃料用アルコールを混ぜてみました。
・・・全然固まりません。
ほんのちょっと、底のほうにもやもやとしたものができました。
ちょうど、グレープフルーツを絞って濾すと、こんな感じにオリみたいなものができますが、それと似ています。
でも固まらず、ちゃぷちゃぷのままです。
着火マンで火をつけると・・・
バチバチ・・・バチッ・・・
とはじけるような音がしてヘロヘロの炎が・・・
んー。
燃料用アルコールが卵酢の水分と闘いながら何とか燃えている感じです。
ぜんぜんダメです。
次回は卵の殻を細かく砕いて酢に混ぜてみようかな。
それから、燃料用アルコールじゃなくて無水アルコールをつかうとか。
っていうか、卵酢は酢酸カルシウムとして根本的にまちがってますか?
「固形燃料は作れるか」シリーズ
②http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1029167.html
③http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1041737.html
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2010年02月04日
燃料用アルコールで汚れ取り2
石油ファンヒーターが故障しました。
スイッチを押しても点火せず、
ジジジジジ・・・
という音の後
ばふっ・・・
と黒い煙を吐くだけ。
修理に出したところ、タンクのストレーナーにゴミや水が混じっているといわれました。
管も目詰まりしているそうで、部品を変えて修理費、5,800円(げげー)。
ところが、修理して幾日も経たないうちにふたたび故障。
またフィルターが詰まったようです。
土間のほこりっぽい一角に灯油缶とポンプを置いているからすぐ汚れるんじゃないか、
とか、
灯油缶に水が入ってしまったのではないか、
とかいろいろ考えたのですが、家人が
「こうなったら徹底的にフィルターをそうじする!」
と腕まくりをし、
「アルコールは無いかっ!?」
と言いました。
待ってました!
それは私の専門分野ですヨ!
ほらっ、どれがいいですか?
これはオーソドックスなケンエー。
こっちは先日名古屋の本社まで出向いて手に入れた内藤商店のアルコール。
これはエタノール度が一番高いヒナ化学。もったいないからまだ使ってないんです。
それからこれはアルコK2。コーヒー用ですから、デザインもほら、おしゃれでしょ!
そしてこっちは・・・
・・・そんな自慢は誰も聞きゃしないのはわかっているので、とりあえず2本持ってる三和合名のアルコールを渡しました。
家人はまずストレーナーの灯油を拭き、よく乾かしてからアルコールできれいに掃除したそうです。
そして、ファンヒーターは直りました・・・よかった。
故障の原因は、どうやら去年の古い灯油を使ったこともあるようです。
燃料用アルコールって、こんな使い方もできるんですねえ・・・
タグ :燃料用アルコール