アルコールランプ

仕事から帰るなり、子どもが叫びました。

「猫が死んでた、サボテンのうちの前の道路のまんなかで！」

サボテンのうち、

というのは、我が家の近所にあるうちです。

このうちは、猫がたくさん住み着いているのです。

そのうちの１匹が、交通事故で死んでしまったようです。

かわいそうに、

と言っていると、もうひとりの子どもが帰ってきて、

「あの死んだ猫のまわりに、
たくさんの猫が集まってきてたよ。
きっと、お葬式してたんだよ」


といいました。




ちょうど出かける用事があってその道のそばを通ったら、
確かに猫が一匹死んでました。

かわいそうに、

と思って、

で、

帰りにまたその道に寄って見たら、猫はいませんでした。


「きっとサボテンのうちのおじさんがお墓を作ったんだよ」

と子どもは言いました。

私もそうだと思いました。

  

猫って、人のベッドに寝るのが好きなんだと思ってました。

・・・今回の猫を飼うまでは。


ところがこのたび飼い始めたしっぽくんは、ベッドに乗せると大慌てで逃げていく！


ええ～　ベッド嫌いな猫なんて初めて見た！

猫と一緒に寝るのを楽しみにしていた子どもたちは

「なんで～！」

と言ってました。が。


だんだん慣れてきて、ベッドで寝てくれるようになって喜んでたら。

ある朝。



ちょうど休みで、私は寝坊を決め込んでて、
子どもたちはもごもご起きてて・・・

「あーーーー！！」

っていう声で

「なに～　なに大騒ぎしてんの・・・」

「猫がふとんにシッコしたっ！！」



もう、いっぺんに目が覚めたヨ！





・・・ふとんは捨てました・・・

もともともうボロいふとんだったし・・・



だけど・・・だけどね・・・

「おまえね～　そんなことしてるから捨てられちゃったんじゃないの～」

・・・まあ　そんなこと聞いたってわかんないんだけど・・・

もしかしたら、前に飼われてたとこで粗相して怒られて、
それでベッドに乗るのをビビるようになったのかなあ、
とか思っちゃった・・・


今日、また膀胱炎の薬もらってきました。

落ち着くといいねえ、しっぽくん。  

２月の終わりごろから、猫が玄関でおしっこするようになった。

げげ～！

ついには家人の靴にまでおしっこするようになって・・・


春だからかしら、

とか

家人のことが気に入らないからかしら、

とか思っていたんですが。


ある日、猫トイレの外に血みたいなものが落ちてて、トイレを見たらおしっこのところが赤かった。

「血尿だー！」


ということで、病院に連れていきました。


結果は膀胱炎。



錠剤をもらいました。
缶詰の餌に混ぜたら食べたようです。
えらいえらい。

今まで飼った猫たちは餌に混ぜても食べず、ふんづかまえて口を開けて放り込んでたんですが。


今回飼い始めた猫は、元飼い猫らしいのですが、
野良猫になったのを拾って飼い始めたんです。

飼うにあたって獣医さんに連れて行った時、

「腎臓の値が気になる」

と言われてちょっと心配してたんですが、
今回膀胱炎になってそれが的中というか、
悪くなったのかな・・・

早く元気になって欲しいです。