2010年09月07日
蓮の種をもらう
先日蓮の種を食べることができました。
生食とゆで食。
念願がかないますと・・・欲が出てきました・・・
昔、確か琵琶湖だったと思うのですが、蓮の花を見に行ったことがあります。
売店に
「蓮の種の甘納豆」
が売られていて食べました。
味は覚えていません(甘かったとしか)。
たぶん中国あたりの輸入品じゃないかと思いますが、あれ・・・作ってみたくなりました。
そもそも甘納豆というものも作ったことがありませんが、確かとっても手間がかかったような。
どうせ手間がかかるなら、少しまとまった量を手に入れたい。
そこで再び遠いハス田へ・・・
ちょうど田んぼの持ち主らしき人がいたので、声をかけてみました。
「・・・あのう、この蓮の種を分けていただけないでしょうか」
おばさんはちょっと困ったような顔をしました。
「・・・これはねえ、とても珍しい種類で、ここらへんの数軒しか作ってないの。だから分けるのは無理」
え!
そんな珍しいモンだったんですか!
知らなかった。
「蓮、何に使うの」
と聞かれ、恥ずかしくて一瞬迷ったのですが、正直に
「種を食べたいので、種が欲しいのです」
と答えました。
すると、種なら良いということで頂けることになりました!
おばさんは私が「蓮が欲しい」と言った時、根っこが欲しいのだと思って断ったのだそうです。
何でも遠い地からわざわざ取り寄せ、数軒で手分けして育てているそうで、購入した時、苗は50株で12万円・・・
なので勝手に株分けはしないということでした。
花や葉はお盆などに出荷するのですが、うまく開花時期が合わなかったり、つぼみの大きさが規格に合わなかったりと栽培には苦労するそうです。
それから、花托を乾燥させたものも花材として需要があるということでした。
軒下には50cmあまりに切りそろえられた花托がたくさん並べられていました。
おばさんと座り、花托から種を取り出します。
これがなかなか採りづらい。
乾燥している花托のものはぽろりと落ちるのですが、生乾きのものはくっついていてはずれないのです。
これが売り物になると思うと無理にほじくりだすわけにもいきません。
花托を干して出荷する際は種を取って捨ててしまうそうです。
その量は1升にもなるとか・・・
えーもったいない。
「蓮の種は食べられるって聞いたことはある。ワシは食べたことが無いけど。栗みたいだって」
おばさんは言いました。
すいませんすいません。
先日こっそり2本ほどいただいてしまいました。
そんなに貴重なものとは知りませんでした。
はい栗です。ゆでたら栗っぽい味でした。
今度うまく甘納豆にできたら持ってきます。
ごめんなさいごめんなさい。
「それにしても、あんた珍しいな。こんなもんに興味持って食べたいなんて。そういう研究家かなんかか」
・・・いえとんでもない。ただ好奇心に駆られただけのそこらへんの人です。
両手にいっぱいの種をいただきました。
ありがとうございます。
大事に使います。
関連記事
「ハスの実」(コトのはじまり)http://benihakobe.naturum.ne.jp/e804206.html
「蓮の種を食べてみる」http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1076291.html
「蓮の種で甘納豆を作る」http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1079871.html
生食とゆで食。
念願がかないますと・・・欲が出てきました・・・
昔、確か琵琶湖だったと思うのですが、蓮の花を見に行ったことがあります。
売店に
「蓮の種の甘納豆」
が売られていて食べました。
味は覚えていません(甘かったとしか)。
たぶん中国あたりの輸入品じゃないかと思いますが、あれ・・・作ってみたくなりました。
そもそも甘納豆というものも作ったことがありませんが、確かとっても手間がかかったような。
どうせ手間がかかるなら、少しまとまった量を手に入れたい。
そこで再び遠いハス田へ・・・
ちょうど田んぼの持ち主らしき人がいたので、声をかけてみました。
「・・・あのう、この蓮の種を分けていただけないでしょうか」
おばさんはちょっと困ったような顔をしました。
「・・・これはねえ、とても珍しい種類で、ここらへんの数軒しか作ってないの。だから分けるのは無理」
え!
そんな珍しいモンだったんですか!
知らなかった。
「蓮、何に使うの」
と聞かれ、恥ずかしくて一瞬迷ったのですが、正直に
「種を食べたいので、種が欲しいのです」
と答えました。
すると、種なら良いということで頂けることになりました!
おばさんは私が「蓮が欲しい」と言った時、根っこが欲しいのだと思って断ったのだそうです。
何でも遠い地からわざわざ取り寄せ、数軒で手分けして育てているそうで、購入した時、苗は50株で12万円・・・
なので勝手に株分けはしないということでした。
花や葉はお盆などに出荷するのですが、うまく開花時期が合わなかったり、つぼみの大きさが規格に合わなかったりと栽培には苦労するそうです。
それから、花托を乾燥させたものも花材として需要があるということでした。
軒下には50cmあまりに切りそろえられた花托がたくさん並べられていました。
おばさんと座り、花托から種を取り出します。
これがなかなか採りづらい。
乾燥している花托のものはぽろりと落ちるのですが、生乾きのものはくっついていてはずれないのです。
これが売り物になると思うと無理にほじくりだすわけにもいきません。
花托を干して出荷する際は種を取って捨ててしまうそうです。
その量は1升にもなるとか・・・
えーもったいない。
「蓮の種は食べられるって聞いたことはある。ワシは食べたことが無いけど。栗みたいだって」
おばさんは言いました。
すいませんすいません。
先日こっそり2本ほどいただいてしまいました。
そんなに貴重なものとは知りませんでした。
はい栗です。ゆでたら栗っぽい味でした。
今度うまく甘納豆にできたら持ってきます。
ごめんなさいごめんなさい。
「それにしても、あんた珍しいな。こんなもんに興味持って食べたいなんて。そういう研究家かなんかか」
・・・いえとんでもない。ただ好奇心に駆られただけのそこらへんの人です。
両手にいっぱいの種をいただきました。
ありがとうございます。
大事に使います。
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「ハスの実」(コトのはじまり)http://benihakobe.naturum.ne.jp/e804206.html
「蓮の種を食べてみる」http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1076291.html
「蓮の種で甘納豆を作る」http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1079871.html
Posted by 灰色猫屋 at 22:23│Comments(0)
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