2010年09月08日
蓮の種で甘納豆を作る①
さて、蓮農家の方からのご厚意により頂いた蓮の種。
重さを計ってみると175gありました。
量は計量カップ1+8分目。
貴重なものですので、甘納豆には100g使うことにしました。
蓮の種(皮つき)100g = 計量カップ8分目 =53粒 でした。
甘納豆の作り方は栗あたりを参考にすればいいだろうと思ったのですが、ネットで調べてもなかなか見つかりません。
家の料理本を引っ張り出してみると、ありました!
以前ここでもご紹介した、
主婦の友社「家庭のお菓子」昭和35年発行(初版は昭和31年だ!)定価200円
これだから古い本はいいですね。
今時こんな手間かかるもの作らないだろ、というものがていねいに書かれている。
分量が省かれていることもあり、書かれていても単位が「匁」だったりするのですが、なんとなく書き方に品があって好きなのですよ。
【ゆでる】
まず、蓮の種をゆでます。
皮をむいてから、と思ったのですが、皮が硬い。
栗の皮をむく道具を買いに行きましたが、なんだかゴツすぎて、皮をむくと身まで削れてしまいそうです。
ゆでると皮が手でむけるのは先日わかったので、皮つきのままゆでてみることにしました。
1時間ほどゆでると、皮が裂けたものもあり、全体的にゆでるまえより一回り大きくなったように見えました。
煮汁は茶褐色で、ジャスミンに似たいいにおいがします。
これはこれでお茶みたいに飲めるのかもしれませんが・・・捨てました。

ゆでているところ

ゆであがった種
【皮むきに苦戦】
ゆでた種をざるにあげ、手で皮をむきます。
鬼皮は簡単にむけるのですが、渋皮がやっかいだ!
渋皮は2層になっていて、栗の渋皮に似たぼそぼそした部分の下に、ぎんなんの薄皮に似た薄茶の皮がぴっちりとついているのです。
これが取れない・・・
身からはがれないし、はがれたら指にぺたぺたくっつくし・・・
これは「鬼皮をむいた後ぬるま湯に漬ける」方法で解決。
こうすると手でぺろっとむけます。
やってる途中で思いつきました。
もっといい方法を知っている方がいらしたら教えてください。
皮むきだけで1時間以上かかりました・・・はあ~。

向かって左から、生の種、ゆでた種、鬼皮をむいた種、皮を全部むいた種
あとはこれを二つに割り、苦味のある幼芽を抜き去ります。
これはこれで味わいがあるのですが、甘いものを作るので外したほうがいいかなと思って。
この幼芽を干して茶葉として使うという話も耳にしましたが、もうゆでてしまったので薬効や香りはないかな?
一応とっといてみます。
【砂糖蜜に漬ける】
①水カップ1/2と砂糖カップ2+1/3(250g)を火にかけて煮溶かす。
②種を入れ、沸騰直前まで煮て火を止め、そのまま1昼夜おく。
種を入れてからはあまり長く火にはかけないようです。
煮立ったらすぐ消火くらいかなと思うのですがどうでしょう。

砂糖蜜

砂糖蜜に漬けた蓮の種
さて、続きは明日。
関連記事
「ハスの実」(コトのはじまり)http://benihakobe.naturum.ne.jp/e804206.html
「蓮の種を食べてみる」http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1076291.html
「蓮の種をもらう」http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1079564.html
重さを計ってみると175gありました。
量は計量カップ1+8分目。
貴重なものですので、甘納豆には100g使うことにしました。
蓮の種(皮つき)100g = 計量カップ8分目 =53粒 でした。
甘納豆の作り方は栗あたりを参考にすればいいだろうと思ったのですが、ネットで調べてもなかなか見つかりません。
家の料理本を引っ張り出してみると、ありました!
以前ここでもご紹介した、
主婦の友社「家庭のお菓子」昭和35年発行(初版は昭和31年だ!)定価200円
これだから古い本はいいですね。
今時こんな手間かかるもの作らないだろ、というものがていねいに書かれている。
分量が省かれていることもあり、書かれていても単位が「匁」だったりするのですが、なんとなく書き方に品があって好きなのですよ。
【ゆでる】
まず、蓮の種をゆでます。
皮をむいてから、と思ったのですが、皮が硬い。
栗の皮をむく道具を買いに行きましたが、なんだかゴツすぎて、皮をむくと身まで削れてしまいそうです。
ゆでると皮が手でむけるのは先日わかったので、皮つきのままゆでてみることにしました。
1時間ほどゆでると、皮が裂けたものもあり、全体的にゆでるまえより一回り大きくなったように見えました。
煮汁は茶褐色で、ジャスミンに似たいいにおいがします。
これはこれでお茶みたいに飲めるのかもしれませんが・・・捨てました。

ゆでているところ

ゆであがった種
【皮むきに苦戦】
ゆでた種をざるにあげ、手で皮をむきます。
鬼皮は簡単にむけるのですが、渋皮がやっかいだ!
渋皮は2層になっていて、栗の渋皮に似たぼそぼそした部分の下に、ぎんなんの薄皮に似た薄茶の皮がぴっちりとついているのです。
これが取れない・・・
身からはがれないし、はがれたら指にぺたぺたくっつくし・・・
これは「鬼皮をむいた後ぬるま湯に漬ける」方法で解決。
こうすると手でぺろっとむけます。
やってる途中で思いつきました。
もっといい方法を知っている方がいらしたら教えてください。
皮むきだけで1時間以上かかりました・・・はあ~。

向かって左から、生の種、ゆでた種、鬼皮をむいた種、皮を全部むいた種
あとはこれを二つに割り、苦味のある幼芽を抜き去ります。
これはこれで味わいがあるのですが、甘いものを作るので外したほうがいいかなと思って。
この幼芽を干して茶葉として使うという話も耳にしましたが、もうゆでてしまったので薬効や香りはないかな?
一応とっといてみます。
【砂糖蜜に漬ける】
①水カップ1/2と砂糖カップ2+1/3(250g)を火にかけて煮溶かす。
②種を入れ、沸騰直前まで煮て火を止め、そのまま1昼夜おく。
種を入れてからはあまり長く火にはかけないようです。
煮立ったらすぐ消火くらいかなと思うのですがどうでしょう。

砂糖蜜

砂糖蜜に漬けた蓮の種
さて、続きは明日。
関連記事
「ハスの実」(コトのはじまり)http://benihakobe.naturum.ne.jp/e804206.html
「蓮の種を食べてみる」http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1076291.html
「蓮の種をもらう」http://benihakobe.naturum.ne.jp/e1079564.html
Posted by 灰色猫屋 at 17:33│Comments(0)
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