2009年06月08日
アルコールバーナーでパエリア
ストームクッカーには蓋を兼ねたフライパンがセットになっています。
私が持っている L サイズのセットでは、フライパンのサイズは 直径22cm、深さ2.5cm、容量1.07リットルです。
フライパンとしての機能はどうなのか確かめてみましょう。
今日の献立はパエリアにしました。
一品でご飯とおかずが兼ねられます。
ところが、フライパンはストームクッカーのゴトクに乗せると火が遠くなりすぎます。
これは困った。
仕方ないので、ストームクッカーの出番は今日はなしです。
バーナーと自作のゴトクで調理します。
材料からみてパエリアとは言えないんじゃないかという声も聞こえそうですが、そこはそれ、ほら、気分の盛り上がり方が違いますから。
★アルコールバーナーでパエリア
・オリーブオイル
・にんにく 1片 (みじん切り)
・ローリエ 2枚
・手羽中 4本 (細い骨付き肉。塩を振っておく)
・ソーセージ 4本 (乱切り)
・シーフードミックス 50g
・玉ねぎ 1/8個 (みじん切り)
・トマト 1個 (乱切り)
・ピーマン 2個 (乱切り)
・米 1合
・水 1合
・コンソメの元 1個
・タイム、パセリなど
0:00 点火後すぐにフライパンを火にかける。(火力調整蓋は無し)
温まったら油・にんにく・ローリエを入れて香りを出す。
具を炒める。肉・玉ねぎ・シーフードの順。
0:09 米を加えて炒める。次いでトマト・ピーマン、ハーブを乗せる。
0:14 コンソメを砕いて入れた水を加え、フライパンに蓋をする。
(火力調整蓋全開に変える)
0:40 火から下ろす。
※使ったアルコール=60ml(メチルアルコール87%、エチルアルコール13%)
※燃焼時間40分(火力調整あり)
※ストームクッカー使用せず
※気温:17℃(くもり)
※作った場所:室内
結果=良
最初なかなかフライパンが温まらず、具を炒めてもほとんど火が通りませんでした。
熱いのは中央だけで、周りまで熱がいきわたってない感じがしました。
仕方ないので肉類の色も変わらないうちから米、スープまで進み、あとは蓋をして火を通すことにしました。
炒めている最中、ハンドルが熱くて素手でさわれなくなりました。
ハンドルはフライパンをはさんで使うためしっかりと固定されず、鍋つかみも使いにくいです。
出来上がりはまずまずといったところでしょうか。
フライパン中央部分は真っ黒なおこげになっていました。
米に芯はありますが、パエリアなら気にならず、むしろそのパリパリ感がおいしい。
米の量は1合が限度だと思います。
フライパンの蓋は100均で買ったものを使いました。
実は同時進行で、家庭用ガスで全く同じパエリアを作っていました。
比較のためと、量的に必要だったからです。
材料は全て1.5倍で作ったのですが、炒める時間と状態は比較にならないほどアルコールバーナーの弱さが露呈した形になりました。
水分を加えて「煮炊き」の状態になると、かかる時間はほぼ同じです。
出来上がりも、ガスはアルコールバーナーよりは芯がない状態でしたが、そのほかはさほど変わりませんでした。
つまり、直火の場合アルコールバーナーは広い範囲に熱がいきわたらない、ということでしょうか。
水分が加われば、水が熱せられてそこのところがカバーされる。
今回は、「アルコールバーナーは炒めものが苦手」ということがわかりました。
でもパエリアができたのはうれしいです。
家人の評価も上々でした。
Posted by 灰色猫屋 at 22:38│Comments(0)
│2.アルコールバーナー