2011年04月24日
ケリーケトルをアルコール炊飯
せっかく燃料代がかからないと思って買ったケリーケトルですが、天候が悪くて枯れ木が思うように集められません。
そこでものは試しと 燃料はアルコールでケリーケトル炊飯に挑戦してみました。
ケトルのファイヤーベースにトランギアのアルコールバーナーを置き、ケトルを乗せて、その上にポットサーバー(ゴトク)を乗せます。
けっこうな高さなので、トランギアのヒョロヒョロ炎の熱がちゃんと伝わるかどうか自信がありません。
空炊きはまずかろうと思って、コップ1杯(180mlほど)の水をケトルに入れました。
米は1合。
200mlの水に30分浸水させたものを用意。
鍋はケリーケトルフルセットの鍋です。
トランギアに点火後、すぐにケリーケトルのポットサーバーに鍋を乗せました。
5分あまり経つと、ケトルの煙突からモクモクと煙が・・・
枯れ木で焚き火したときのヤニがちゃんと取れてなかったようです。
室内でやっていたのですごいにおいが立ち込めてしまい、あわててファンをまわしました。
点火して12分後、ケトルの水が沸騰したことに気付きました。
本当はもっと早く沸騰していたのかもしれません。
だけど、ヤニの煙と見分けがつかなかったのと、ファンの音がうるさかったのとで気付くのが遅れたような気がします。
同様の理由で、炊飯の様子がよくつかめませんでした。
ケトルの水が沸騰し続けたせいでずっとボコボコ音がしてたし、その湯気も出てたので、炊飯の鍋の湯気や音がよくわからなかったのです。
だから時々鍋の蓋を開けて様子を見ました。
点火して15分くらいたっても変化が無く、鍋の蓋には素手で触れたので、こりゃ火力が弱すぎて無理かも、とあきらめそうになりました。
それでも点火後18分してようやく鍋の蓋がカタカタ動き出したのでほっとしました。
青ざめながらも懸命に燃えるアルコール
結局26分間も火にかけて10分むらしたので時間はかかりましたが、少し柔らかめではあるものの一応それなりにおいしいご飯が炊けました。
ただし、1合のご飯を炊くのにストームクッカーを使えば
・燃焼時間10分、燃料25ml
で炊けるのに、ケリーケトル+アルコールバーナーでは
・燃焼時間26分、燃料85ml
ですから勝負になりませんが・・・
今回のセッティングだと、アルコールバーナーの上部のふちから鍋底までは308mmあります。
そういえば以前、アルコールバーナーから鍋底までの高さをはかって沸騰する時間を比べる実験をしましたが(これ)、実験4の
「バーナー上部のふちから鍋底まで100mm」が「1Lのお湯を沸かすのに 24分で82ml 」という数値ですね・・・
(炊飯じゃなかったけど)
これはアレですかね、ケリーケトル持って行ったはいいけど枯れ木も紙くずも無い、というときにやむなく使う手ですかね。
参考資料:ストームクッカーで炊飯
【ケリーケトル、燃料はアルコールで炊飯】
ケリーケトル(1.3L用)のファイヤーベースにトランギアのアルコールバーナーを置き、ケトルの上にポットサーバーを乗せて、鍋で炊飯する。
米1合、水200ml、30分浸水
0:00 点火、火力調整蓋なし
すぐに鍋を置く。
0:18 鍋の蓋がカタカタ動き出す。
0:19 蓋のカタカタが勢い良くなる。
ふきこぼれは無し。
0:22 蓋を開けてみると、おかゆ状態。
0:23 蓋を開けてみるとべちゃっとしていて、あと少しという感じ。
0:26 消火。
10分蒸らす。
できあがり。
ちょっと柔らかめだがいい感じ。
※ダイワ(メタノール85%、イソプロパノール15%)
※26分間燃焼で85ml使用(火力調整蓋なし、途中の火力調整なし)
※室温22℃、水温14℃
最近ダイワの燃料用アルコールを薬屋さんで発見して買ったのですが、
この会社はもしかしてアルポットを作っている会社でしょうか?
ダイワ(Daiwa) アルポット
そこでものは試しと 燃料はアルコールでケリーケトル炊飯に挑戦してみました。
ケトルのファイヤーベースにトランギアのアルコールバーナーを置き、ケトルを乗せて、その上にポットサーバー(ゴトク)を乗せます。
けっこうな高さなので、トランギアのヒョロヒョロ炎の熱がちゃんと伝わるかどうか自信がありません。
空炊きはまずかろうと思って、コップ1杯(180mlほど)の水をケトルに入れました。
米は1合。
200mlの水に30分浸水させたものを用意。
鍋はケリーケトルフルセットの鍋です。
トランギアに点火後、すぐにケリーケトルのポットサーバーに鍋を乗せました。
5分あまり経つと、ケトルの煙突からモクモクと煙が・・・
枯れ木で焚き火したときのヤニがちゃんと取れてなかったようです。
室内でやっていたのですごいにおいが立ち込めてしまい、あわててファンをまわしました。
点火して12分後、ケトルの水が沸騰したことに気付きました。
本当はもっと早く沸騰していたのかもしれません。
だけど、ヤニの煙と見分けがつかなかったのと、ファンの音がうるさかったのとで気付くのが遅れたような気がします。
同様の理由で、炊飯の様子がよくつかめませんでした。
ケトルの水が沸騰し続けたせいでずっとボコボコ音がしてたし、その湯気も出てたので、炊飯の鍋の湯気や音がよくわからなかったのです。
だから時々鍋の蓋を開けて様子を見ました。
点火して15分くらいたっても変化が無く、鍋の蓋には素手で触れたので、こりゃ火力が弱すぎて無理かも、とあきらめそうになりました。
それでも点火後18分してようやく鍋の蓋がカタカタ動き出したのでほっとしました。
青ざめながらも懸命に燃えるアルコール
結局26分間も火にかけて10分むらしたので時間はかかりましたが、少し柔らかめではあるものの一応それなりにおいしいご飯が炊けました。
ただし、1合のご飯を炊くのにストームクッカーを使えば
・燃焼時間10分、燃料25ml
で炊けるのに、ケリーケトル+アルコールバーナーでは
・燃焼時間26分、燃料85ml
ですから勝負になりませんが・・・
今回のセッティングだと、アルコールバーナーの上部のふちから鍋底までは308mmあります。
そういえば以前、アルコールバーナーから鍋底までの高さをはかって沸騰する時間を比べる実験をしましたが(これ)、実験4の
「バーナー上部のふちから鍋底まで100mm」が「1Lのお湯を沸かすのに 24分で82ml 」という数値ですね・・・
(炊飯じゃなかったけど)
これはアレですかね、ケリーケトル持って行ったはいいけど枯れ木も紙くずも無い、というときにやむなく使う手ですかね。
参考資料:ストームクッカーで炊飯
【ケリーケトル、燃料はアルコールで炊飯】
ケリーケトル(1.3L用)のファイヤーベースにトランギアのアルコールバーナーを置き、ケトルの上にポットサーバーを乗せて、鍋で炊飯する。
米1合、水200ml、30分浸水
0:00 点火、火力調整蓋なし
すぐに鍋を置く。
0:18 鍋の蓋がカタカタ動き出す。
0:19 蓋のカタカタが勢い良くなる。
ふきこぼれは無し。
0:22 蓋を開けてみると、おかゆ状態。
0:23 蓋を開けてみるとべちゃっとしていて、あと少しという感じ。
0:26 消火。
10分蒸らす。
できあがり。
ちょっと柔らかめだがいい感じ。
※ダイワ(メタノール85%、イソプロパノール15%)
※26分間燃焼で85ml使用(火力調整蓋なし、途中の火力調整なし)
※室温22℃、水温14℃
最近ダイワの燃料用アルコールを薬屋さんで発見して買ったのですが、
この会社はもしかしてアルポットを作っている会社でしょうか?
ダイワ(Daiwa) アルポット
Posted by 灰色猫屋 at 22:17│Comments(2)
│ケリーケトル
この記事へのコメント
ケトル乗せないで飯を炊けばよいのではないかのぅ。
Posted by 爺さん at 2018年04月06日 14:13
そっすね
Posted by 灰色猫屋 at 2018年04月06日 20:57