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2011年07月27日

魔女の梅干し

「白雪姫」の魔女が持ってきたのはリンゴではなくて梅干しだったそうな・・・(嘘)


「見ろ、梅干しじゃ」

魔女が大きな桶を自慢げに抱えて現れました。

「ただの梅干しではないぞ。まあひとつ食うてみい」

なんと、今日は魔女の姪っ子も後ろに控えています。

「最近ほうきで飛ぶのも難儀になってな。娘っ子に乗せてもらってきたのじゃ」

魔女はよっこらしょと桶を土間に置きました。


蓋を開けると何だかおかしなにおいがします。

なんだろうこれは?
見た目は梅干しだけどなんだか違う・・・

怪しみながら桶を覗き込んでいたのですが、ふと気付くと子どもたちはもう口に入れています。

「おいしい~」

「あま~い」

え?
甘いの?
梅干しなのに?

「そうかそうか」

魔女は目を細めてうれしそうです。

「これはな、◎✕△@※・・・」

秘伝のレシピを述べてくれるのですが、半分くらいは魔女語なのでよく聞き取れません。

「五杯酢」

という単語があったような気がします。

五杯酢で漬けたのかな?
でもなんで甘いんだろう。

おそるおそる一口食べてみました。




うう・・・ま、まずい・・・

何だか鉄の味がする・・・



後ろで魔女の姪っ子が目を光らせているので一生懸命飲み込みました。





魔女が帰った後、子どもたちが

「魔女のおばーちゃんの梅干し、もういっこ食べた~い」

と言うので出してやりました。

「あまいもんね~」

「ね~」

ところが、口に入れた途端

「まっ まずい!」

と二人とも吐き出してしまいました。

あれ?

と思って私も食べてみたのですが、昼間同様まずい。
子どもたちの手前まずいとは言いませんでしたが、子どもたちは昼間はおいしいと言って食べたのに。

「あら、それは1年漬けこまないと食べられないのよ」

家人が言いました。

え?


「昼間食べたのは試食用に持ってこられた 1年間漬けこんだ梅干しよ。
今ここにあるのはこないだ漬けたばっかりの」

どうやら、魔女は子どもたちに完成品を食べさせ、私には漬け始めのものを試食させたようです。

そういえば、魔女はそんなことを言っていたような・・・

「1年経ったらうまくなるから」

と・・・


ああ、あやうく魔女に毒を盛られたかと勘違いするところだった。

それにしても謎の

「五杯酢(?)」

に漬けこまれた梅干し・・・

本当に1年後にはおいしくなるのか?







  
タグ :魔女

Posted by 灰色猫屋 at 22:06Comments(0)8.雑記