アルコールランプ

　キャンプで料理をしようと思ったら、やはりバーナーは二つほしいところです。
　今までの手ごたえからアルコールは使えると感じ、二つ目もトランギアを買おうと思っています。

　しかし、またゴトクと風防を考えなければなりません。
　さすがにストームクッカーは一つでいいので、ゴトクと風防を兼ね備えた「フジツボSP」を試してみることにしました。

　フジツボSPは万能蒸し器。
　たくさんの方々が使っていらっしゃるようです。

　　初めて見たとき美的にどうかと思いましたが（やっぱり万能蒸し器に見えたので）、ネーミングの素晴らしさに心ひかれたのと、一つでゴトクと風防を兼ね備えているあたりがよさそうで購入しました。
　ホームセンターで548円でした（サイズは　小　か　大　かわかりません。またサイズを測ってみます。　）
　気になった美観も、実際に見てみるときれいです。
　特撮映画の基地みたいにトランギアのバーナーがぴったりおさまります。
　このままストームクッカー　L　にも入れて持ち運べます。


★フジツボSP　V.S　ストームクッカー


　さて、さっそく性能を比べてみましょう。

　お題は「エスプレッソ」

　6月5日の記事と同様、最初に鍋でお湯を沸かし、エスプレッソマシンに移し替えています。


・フジツボSPは羽根が自由に動くので細身のものも乗ります。ただし、やや不安定。

・風防に穴があいているので、風が吹くとけっこう炎がなびいている様子。
　昼間は炎が見えないので、うっかりそばに手をのばしてやけどするかもしれません。

・火力調整蓋を使うとバーナーがかなり横にずれるので、今回は蓋無しで使用しました。
　すると炎が相当高く上がり、鍋をよけた瞬間など危ないと感じました。
　袖など燃えないよう気をつけなければ。


　小さい子がいるので　こういうことには特に気を使います。



・火力調整蓋を使わなかったせいか、途中マシン組み立てに手間取った割にかかった時間はフジツボが短かった（－1分。）

　でも、でも、燃料が！
　ストームクッカー33mlに対し、フジツボSP60ml…
　余裕を持って入れたつもりが、出来上がりと同時になくなっていました。


　
　

　
★フジツボSPでエスプレッソ

・水　300c.c.

0：00　点火後、すぐ鍋を乗せる。
0：06　お湯がわく。火からおろし、エスプレッソマシンにお湯を注ぎ、マシンを組み立てる。
0：09　マシンを火にかける。
0：12　ゴボゴボ音がしはじめる。
0：15　できあがり。

※フジツボSP使用（万能蒸し器を転用。加工無し）
※使ったアルコール：60ml（メチル８７%、エチル13%）
※火力調整蓋：なし
※気温：20℃（くもり、微風）
※作った場所：自宅庭


　燃費もさることながら、安全面で再考の余地ありです。