燃料用アルコールがハンダを腐食?
「燃料用アルコールは金属や樹脂をダメにするか」のシリーズ第4回。
燃料用アルコールと無水エタノールに金属や樹脂をひたして置いたものを観察しています。
燃料用アルコールは、実験開始の日(9月16日)を1日目として、本日30日目。
【ハンダ】
燃料用アルコールにひたしていたハンダに白い粉がふいているのに気がつきました。
正確には、
・燃料用アルコールに漬かっている部分は見た目に変化なし。
・燃料用アルコールから飛び出して空気に触れている部分に白い粉がふいている。
です。
これはなんだろう。
「腐食」
で合ってるかしら。
有害物質だったらどうしよう~。
なお、ハンダを無水エタノールに浸す実験はしていません。
燃料用アルコールから出て空気に触れている部分のハンダに白い粉がふいている。
わかりにくいが、ガラス瓶の 向かって左側の壁面にも白い粉が付着している。
(ちょうどハンダの端があたっていた部分)
【Oリング】
Oリングをひたした燃料用アルコールの液の色も、実験開始4日目からうっすら茶色がかってきました。
30日目の今日は、とくにそれから色が濃くなったとも見えないので、変化は微々たるものなのだと思います。
だけど変色しているのは事実。
無水エタノールのほうは結構色濃く変色しています。
Oリングが浸されている燃料用アルコール。
液の色がほんのわずかに茶色く変色。
※燃料用アルコール:大成薬品(メタノール87%、エタノール13%)
アルコールでOリング劣化につづく
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