幼虫発見
庭の隅に、伐採した庭木やひっこぬいた雑草を積みあげています。
月日が経つうちに良質の腐葉土になるため、時々庭にまくのです。
先日いつものように掘り返したところ、たくさん幼虫を発見したと家人が知らせてくれました。
何の幼虫かわかりませんが、それを聞いて子どもは大喜び。
「くわがたかな?かぶとむしかな?」
と尋ねてみると、
「見たらわかるよ!くわがたならツノがはえてるもん!」
と答えます。
幼虫に角なんてあったっけ、と思いながらくだんの土を掘り返すと、大きいのと小さいのが1匹ずつ転がり出てきました。
もっと掘ればざくざく出てくるらしいのですが、そんなにたくさん掘り出されても困るので、この2匹を腐葉土と一緒にとりあえず植木鉢に入れました。
幼虫が苦手な私は近くで見るのが嫌で、
「たくさんいるんだからさあ、大人の虫になってからとろうよ」
と後ろ向きな提言をしていたのですが、
「大人になったら羽がはえて逃げちゃうもん。幼虫の時に飼うの」
と譲りません。
掘り出された幼虫はぴくりとも動きません。
生きているのか、死んでいるのか。
ほんとうにこんなの育て上げられるんでしょうか。
幼虫はかなり大きかったので、私は勝手にかぶとむしだと決めましたが、ネットで見分け方を探したところ、
・カブトムシは頭があずき色、クワガタはオレンジ色
・カブトムシは肛門が横線、クワガタは縦線
なのだそうです。
んー、でもあんまりじっくり見る勇気はないなあ。
さて、残りの幼虫入り腐葉土はどうなるかといいますと、庭の畑のあちこちにばらまく予定だそうです。
(そりゃそうだ、肥料なんだもの)
でも幼虫たちにはちょっと気の毒ですね。
幼虫だけ掘り返して、どこか庭の片隅に「むしコーナー」作ったらどうかしら。
関連記事