アルコール容器の破裂
アルコールの瓶から直接バーナーに注ぐとこぼすことがあります。
そこで、20ml量れる注射器を買いました。
100均の店の化粧品コーナーで見つけたものです。
1mlごとに目盛りが付いていて、どれだけ入れたか、どれだけ使ったかが分かるので便利です。
でも、針が瓶の底まで届かないので、広口の瓶を買いました。
500ml入るポリ容器です。
中蓋も付いています。
これなら、買ってきたアルコールを全量移し替えられますし、注射器の針も底まで届きます。
ところが、ある晴れた日、日なたに30分ほど置いていたこのポリ容器の外蓋をとったところ、
「ボシュッ」
という音とともに中蓋がとれたのです。
スパークリングワインの蓋を開けた感じに似ていました(吹っ飛びはしなかったけど)。
ポリ容器の高さは14.5cm、アルコールは1㎝ほどしか入っていませんでした。
揮発したアルコールが膨脹したのでしょう。
そういえば、理科実験用アルコールランプの注意書きに
「アルコールの量が少なくなると、アルコールランプの上部にアルコールの蒸気と空気の混じった可燃性ガスの層が生じ、爆発の危険がある」
というのがありましたっけ。
アルコールの容器も同じことなのですね。
【問題】
・中身が少なくなったために空間ができた
・暑い所に放置していた
↓
・可燃性ガスが生じて中蓋が「ボシュッ」ととれた。
そうですか…これはちょっと考えなければなりません。
【対策】
・アルコールが少なくなってきたらつぎ足す
・暑いところに放置しない(直射日光に当てない)
・万一破裂しても飛び散らないよう瓶を袋に入れておく(保冷袋みたいなのがいいかな?)
(※私が考えた対策なので、正しいかどうかははっきりとしません)
トランギアから専用のボトルも出ており、赤と黒のデザインがいかにも
「危険物を取り扱っております。いい仕事します」
と言っているようでかっこいいのですが、
・中身が見えないので残量がわかりにくい
・高価
・金属でなくポリ容器
というあたり、意欲がわきません。
他社から金属製のボトルも出ていますが、このような容器に入れておいたら破裂にも強いのでしょうか。
ともあれ、
「あ、アルコールもちょっと危険だ」と思った出来事でした。
アルコールを使っている方は、このような経験はありませんか?
トランギア トランギア・マルチフューエルボトル 0.5L
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