夏になるとなぜかやりたくなる
「車の温度」シリーズ。
毎日暑い日が続きますね。
こうも暑いと、外出しようにも車に乗るのすらおっくうになります。
最近は買い物に行っても店内があんまり涼しくない。
やっぱり節電してるんですかね。
炎天下の駐車場で車のドアを開け、車内の熱気がぶわっとくると、その場に倒れそうになります。
なんとか素早く車内を涼しくしたくて、ネットで調べると色々出てくるんですが、本当にどれが効果的なのか温度を測ってみました。
実験の日は本当に暑く、テレビでは34℃と言ってましたが、
我が家の庭の日蔭は37℃。
日向は42℃もありました。
【テーマ】車内の温度を素早く下げる方法を色々試してみる
【方法】
温度を測るのは2か所。
・ダッシュボードの上
車の中で一番暑いのはここだと思う。
目玉焼きまでできちゃうくらいです。
下の表の⑤では、76℃という突出した温度ですが、
①~④は結構連続して実験したけど ⑤だけかなり時間をおいて実験をしたので、車内が温まり切った状態だったせいかな、と思います。
・助手席
天井から40㎝ほどの高さに温度計をつるして計りました。
ちょうど頭くらいの位置です。
① クーラーのみ
エンジンをかけると同時にクーラー全開。
窓は全部閉め切ったままです。
② 全部の窓を開ける+運転席と後部右のドアを開ける+クーラー
全部の窓を開けて、運転席と、同じ側の後部ドアを30秒間開けました。
③ 後部左の窓を開ける+運転席のドアを8回開閉+クーラー
ネットで知ったやり方。
運転席のドアと斜め後ろの窓を開けて数回ドアを開閉すると、効果的に車内の熱い空気が逃げるらしい。
ドアは力入れてバンバン開閉しなくてもいいそうですが。
④ バケツ1杯の水を屋根にかける+クーラー
最近ネットで知ったやり方。
バケツ1杯(7ℓ)程度では、この炎天下では「焼け石に水」かもしれません。
でも面白いからやってみた。
バケツに水汲んで、踏み台に乗って屋根にエイッとかけてみた。
そしたら半分くらい自分にかかってずぶぬれになった。
自分が涼しくなりました。
「おかーさん何やってんの」
って子どもに言われました。
「いいのこれはおかーさんの夏休みの自由研究なの!」
と答えたものの、盆休み最終日にこんなことやってる自分は本当にバカだと思う。
シャワーで水をもっとかけたら効果はありそう。
だけど、手間はかかるし、外出先ではそんな水用意できないよね~・・・
⑤ ③+④
ドア開閉と、水かけの合わせ技。
もう一度返り水を浴び、ずぶぬれのままドアを開閉。
しみじみ自分はアホだと思う。
【結果】
※単位=℃
※ダ=ダッシュボード上、助=助手席(天井から約40㎝高さ)の気温
★一番手軽で効果があったのは②。
・クーラー全開
・全部の窓を開ける
・運転席と、同じ側の後部座席とを開けてしばらく(実験では30秒)待つ
これは普段から大体の人はやってると思う。
うちの車は後部ドアがスライド式なので、大きく開くのも良いんだと思う。
★③の、
・クーラー全開
・右後部の窓を開ける
・運転席のドアを数回開閉
は、はたから見ていてちょっと変。
何で何回もドア開け閉めしてんの~って。
家人は
「8回も開け閉めするのは大変だ」
とぼやいていた。
8回っていうのは私が勝手にやっただけなので、3回くらいでもいいかもしれませんが、
とりあえずこのやり方は効果はあるけど、それより②のほうが手軽でなおかつ早く温度が下がるようです。
★④の
・クーラー全開
・屋根に水
が、今回一番試してみたかった方法です。
ネットで、
「洗車したら一気に涼しくなった!」
というのを読んだからです。
なるほどなー!面白そう!
と思ったんですが、あまり現実的ではないですね・・・
洗車場に行くまで暑い車を我慢しなきゃならないし、
家で洗車するにしても、ホースを車まで伸ばした時点で暑さにやられそうだし、
スーパーの駐車場で屋根に水をかけるのも恥ずかしいし。
★クーラーの効果
ダッシュボードがあまり温度が下がらないのは仕方ありませんが、
助手席は3分もすればどの方法でも大差ないくらい下がります。
クーラーのみの①でも、3分経てば他の方法と変わらない位の温度(33℃)になり、
5分後にはすべての方法で32~35℃程度になりました。
最初が52℃で一番暑く、一番手間暇かけて冷やした⑤でも、5分後には33℃なのです。
この実験は
「少しでも早く車内の温度を下げたい!」
ことが目的なので、意外とあんまり工夫のない②が一番オススメという結果になりました。
さあこれで夏の外出を乗り切ろう!
どんなにバカでも、私は実験ができて満足です!