おヘビ様の祠へ新年のごあいさつ

灰色猫屋

2025年02月01日 12:05

1/4、初詣は地元の神社へ。
もう三が日も過ぎていたので人影はなく。
そのあと、今年はどうしても行きたかった粟嶋神社に向かいました。
以前行ったとき、なんだか蛇を祀った祠があって気になっていたのです。
今年は巳年ですしネ!

着いてみるとちらほら人影が見えます。
新春らしい音楽も静かに流れていて、よかったなんか正月っぽい。





【粟嶋神社】
 鳥取県米子市彦名町1405

★御祭神
 少彦名命(すくなひこのみこと)
 大己貴命(おおなむちのみこと)
 神功皇后(じんぐうこうごう)
 高皇産霊神(たかみむすひのかみ)
 神皇産霊神(かみむすひのかみ)
 菅原道真命(すがはらみちざねのみこと) 外二神

粟嶋神社は弓ヶ浜半島の中海に面したところにあります。
平地にぽこんと盛り上がった高さ38mの小山ですが、昔は島だったそうです。

まずは長い階段を上ります。



この階段の中腹あたりにおヘビ様の祠があるのですが、まずは山頂のご社殿へ。





なかなかりっぱでございます。





出雲大社と伊勢神宮遙拝所があるのも素晴らしい。





先代?の狛犬



右手に小さい祠があり、まんなかに穴が開いてるんですが、これはどんないわれがあるのか。
とても気になる。



祠の手前にはなんだかわからない木枠もあり、これはなんなの?



あとで神社の方に尋ねたら、祠についてはなにも刻まれてないし文書も無いのでよくわからないと言われました。
木枠のほうは
「まいでんがありましてね」
まいでん?
まいでんって何?
「舞殿」だそうです。
昔は本殿の横にそうした舞殿が必ずあったそうです。
木枠はその舞殿の跡でした。


隋門張り紙









灯篭にもおヘビ様が



ここにもおヘビ様が



こちらは龍




【おヘビ様の祠】

さて、上ってきた階段を少し降りると、おヘビ様の祠への脇道が現れます。





舗装されていない細い細いけものみちで、木の根がボコボコしていますがほんの数メートルで祠に到着です。
祠は古いのと新しいのがひとつずつ。







神社の方によると、
「ここは今は地続きでしたけど、江戸時代の中ごろまでは島でした。周りが海なので湿気が多く、マムシが多かったので、それで祠が作られたそうです。最初は崖側に祠が建っていたけれど、崩れ落ちてしまったため、新しい祠を道の反対側に作りました」
とのことでした。
祠が2つあった理由が分かりました。

なるほど、マムシ様でしたか。
そういえば祠への案内標識(?)の文字は「蝮蛇」って書いてあったな。

おヘビ様にご挨拶もしたし、下りるか…と思いましたが、山頂の裏側にあった道がどうしても気になって、そっちに行ってみることにしました。
平地に独立した小さな山なので、山中で迷子になることもなさそうですし。

山頂からは中海が見えました。
天気が良ければ大山も見えるんだと思います。



道はあっという間につづら折りのけものみちに変身…げげ。
道の両脇には赤と黄色のパイプが刺さっているので、それを目印に急な坂道を下っていきます。

下りきったところにあったのは…
(次回へつづく)


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