直島、GW「家プロジェクト」

灰色猫屋

2015年05月07日 22:02

GWに直島に行くとどうなるか。第3弾。
今回は本村にある家プロジェクト。

直島観光協会HP http://naoshima.net/index.html 

【駐車場(本村、家プロジェクト)】

今回は家プロジェクトを観ることにしていました。
車で来て直島に2泊もするんだから、本気になればもっとたくさんいろんなとこ観られるんですけど、何しろアートに興味のない子どもたちですので、いかにゴキゲンを損なわず私の要求を通すかがカギ・・・

だからもう、今回は家プロジェクトが観られればよし!

と割り切りました。

5月3日の朝8時ごろ、積浦の民宿を出て本村に到着。
積浦から本村までは1.5キロほどなので、車だったらすぐ着きます。
駐車場はどこかな・・・
と思ったら、
「Pこちら」
という看板が立っていて、それに従って進んでいったらありました。
郵便局を過ぎたあたりに25台ほど止められる駐車場。
まだ半分ほど空いています。
よかった、止められた。



この地図には私たちが止めた駐車場は記されてない。




前日、宿の人に
「駐車場が空いているか心配」
と言ったら、
「いやあ 駐車場はたくさんあるし、大丈夫でしょう」
とのことでした。
豊島(てしま)に行くことも考えたのですが、豊島行きの船は混みそうということでやめました。

本村の駐車場は、私が気づいた場所は3か所。
①郵便局からバイパスに入ってすぐ(ここに止めた。「はいしゃ」に近い)。25台くらい。
②バイパス横(①より広い。バスも可だと思う)
③本村港(船に乗る人や釣りの人が止めていた。あまり広くない)

このほか、本村の中(古民家ギャラリー嶋屋の向かいだったかな)に2輪車専用の駐車場がありました。

家プロジェクトのすぐそばにも2輪車専用駐車場があり、自転車がたくさん止まっていました。

8時過ぎの時点では、まだどの駐車場も結構空いていました。
午後3時くらいになると、私たちが止めた駐車場は満車。
でも、一番大きな③の駐車場は半分以上空いていました。

【家プロジェクトのチケットを買う】

家プロジェクトは全部で6つ。
(7つ目の「きんざ」は人気で予約も大変だから、どうせ無理なので最初から諦めていた)
共通券 1030円(高校生以下無料)を買うために、本村ラウンジ・アーカイブに行きました。
着いたのは8時25分。
もう数人が並んでいますし、周辺にも人々がウロウロしています。
普段は家プロジェクトは10時から開館なのですが、GWは9時半開館。
それに合わせて、本村ラウンジも8時半にオープンです。

支払いはカードの人と現金の人が別々のレジに並んでました。
(後で知りましたが、共通チケットは各家プロジェクトの現地でも売ってました)

係の人が、
「家プロジェクトに行くなら、南寺から行ったらいいですよ。人数制限あるから。昨日(5月2日 土)は午後2時には整理券終わってましたよ。あ、今から行くんなら十分間に合うけど!整理券はもう配ってますよ」

と教えてくれたので、皆ぞろぞろと南寺に向かいました。


南寺に着いたのは9時前。
もういっぱい人が並んでて、整理券をもらってました。
私たちは10:15のチケットです。

実はもうこの時点で下の子のゴキゲンが超ナナメ・・・
数年ぶりの長旅で疲れたんだと思います。

【家プロジェクト】

家プロジェクトの解説はこちら。http://www.benesse-artsite.jp/arthouse/

★角屋
南寺鑑賞まで時間があるので家プロジェクト「角屋」に行ってきましたが、ご機嫌ナナメの下の子はとうとう入りませんでした・・・
上の子は、
「わっ すごい、何これ、どうしてこんなんなってんの」
と言ってました。


★南寺
下の子をなだめすかすのに手がかかり、やっとのことで南寺鑑賞・・・
チケットの時刻の10分前までに集合。
鑑賞時の注意事項の紙が渡され、係りの人の説明を聞きます。
それからゾロゾロ中へ・・・

しかし下の子のご機嫌は悪くなるばかり。

このままではダメだとおやつの時間にしました。

もう、どこでもいいからカフェ!

と入ったのが「エプロンカフェ」。
カフェについては次回で詳しく。

★護王神社
カフェでおやつを食べて少し機嫌が直ったので、次は「護王神社」へ。
上の子はプロジェクトに入る度にスタンプを押してもらえるのが気に入ったらしく、
「6か所全部まわる!」
とやる気を出していたのですが、下の子は動かずグズグズ。

ちょうどそばの家で庭の手入れをしていたおばさんが

「子どもとはちょーっと感覚が違うかもね。つまんないかもねえ子どもには」
と笑って言いましたが、続けて子どもに向かい、
「ねえ、ねえ、ここ(護王神社)はきれいよー。あのね、クリスタルがあって、キラキラしてて。とってもきれいだから、ねえ、行ってごらんよ」
と言いました。

下の子は渋々歩き出しました。
ありがとうおばさん。

護王神社は参道を上らねばなりません。
知らない道を進むので
「どこまで続くんだろう」
とちょっと不安になりました。
子どもがまた動かなくなったら困るからです。

神社に着いたらまた人が並んでた・・・

列に並ぼうとしたら、係りの人が
「本殿はご覧になりましたか」
と聞いたので首を横に振ったら、まず本殿を見てから並ぶよう言われました。

見るったって、目の前が本殿なので、まあ・・・近づいてとりあえずジロジロ見て、
改めて列にくっついたら、
「20分くらい待たないといけませんがいいですか」
と係りの人が言いました。

行列には子どもの姿もありましたが、DSやってる子どもが二人いた。
・・・うちの子もDSしながら待ってました。
大人もスマホ見てる人が結構いて、「待ち方」っていうことが、ふた昔前とは随分違ってきたなあ、と思いました。
私は眼下に垣間見える海をぼんやり眺めてました。

護王神社に入るのは大体3~4人一組で、懐中電灯を渡されます。

参道を上るとき、鑑賞を終えた初老のご夫婦とすれ違い、

「マツコ・デラックスは無理よね!」
「小錦も無理だよな!」

と言い合っているのを聞いたのですが、行ってみて理由がわかったよ・・・
通路がものすごく狭いんだもの。

この後、お昼ご飯を食べました。

★石橋
ここはちょっと離れていて、ぶらぶら歩いて行ったんですが、途中に面白い所がいくつかありました。
ハギレや包装紙でこいのぼりを作るワークショップや、
家屋の中にテントがいくつも張られていて、その中に泊まる民宿とか。
民宿は雑貨も売られていました。
(島小屋。季節営業。いろんなテントがあって、見るだけでも楽しい。http://www.naoshima.net/stay/shimacoya/index.html

石橋はきれいなところでした。

★碁会所
パッと見てパッと出てきてしまった。

★はいしゃ
元歯科医院だったところをアートにしたところ。
バス通りに面していて、前直島に行ったときに外観だけは見ていたんですが、
なんか、子どもの時に
「こういう家があったらおもしろいな、こんなことやったらおもしろいだろうな」
と思っていたことをそのままやっちゃいました、
という感じでした。

はいしゃに行く途中、小さな子ども連れが前を歩いていたのですが、その子が
「はいしゃ イヤ~ こわい~」
と泣いて嫌がっていたのがおかしかった。
そうだよねえ、うちの子も最初
「なにそれ嫌だよ歯医者なんて」
って言ってましたもん。


【家プロジェクトの混み具合】

5月3日(日)は連休2日目(初日?)。
南寺と護王神社以外はさっと見られる所なので混んではいませんでした。
人はいっぱいいましたけど。

道が狭いので、しょっちゅう自転車の「チリンチリン」という音や、「バスが通ります!」というガイドさんの声がします。
バスや車はすれ違えないような狭い道を通るので、そのたびみんなが止まって家の軒下などに引っ込みます。
車が行列して混んでいるようなことはなかったけど、ガイドさんが
「午後2時くらいになったら、バスは京都の市バス並みに混みますよ」
と言ってました。

その言葉通り、時々ぎゅうづめになったバスを見かけました。




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