ケリーケトルV.S.ストームクッカー
前回の記事「ケリーケトル登場!」は
こちら
ケリーケトルは真ん中が煙突のような作りで、上昇気流により効率よくお湯が沸く工夫がされているそうです。
これって、トランギアのストームクッカーと同じ理屈ですよね(今ひとつ自信が無いけど)。
それなら、ケリーケトルとストームクッカーではどちらが早くお湯が沸くのでしょうか。
★以下のような状況での実験。
・気温18℃、くもり、微風(4月)
・水1Lを沸かす(水温14℃)
・自宅庭
・高杉製薬(メタノール70%、エタノール30%)
・トランギア アルコールバーナー(火力調整蓋なし)
A)ケリーケトルのファイヤーベースにトランギアのアルコールバーナーを乗せる
・沸騰まで13分
・使ったアルコール:80ml
トランギアのアルコールバーナーでは炎が上にヒョロヒョロと高く伸びるせいか、ケリーケトルの時もけっこう熱が上に来ている感じがして、なんか熱を無駄に逃しているような気がしてもったいないなあと思いました。
試しにケトルの上に割り箸をかざすと数秒で黒く焦げました。
昼間だったのでアルコールの炎は見えませんでしたが、もしかしてケトルの上から炎がはみでていたりして。
そのうち暗い時にもう一度やってみます。
B)ストームクッカーで普通にトランギアのアルコールバーナーをセット
・沸騰まで13分
・使ったアルコール:55ml
使ったアルコールはケリーケトルのほうが25ml多いですが、かかった時間は同じでした。
C)ケリーケトル、燃料は小枝
これはケリーケトルの一般的な湯沸かし方法です。
ただし、前述のA)B)の実験時は天候が悪く、乾いた小枝が無かったので日を変えて実験しました。
なので、
・気温 23℃、晴れ、微風
・水1L(水温17℃)
です。
結果は5分でお湯が沸きました。
やっぱりアルコールより時間が早い。
でも炎の温度自体はアルコールのほうが高いと思ってたんですけど。
炎の形状のせいでしょうか?
誰か説明できる方~。
D)ケリーケトル、燃料は牛乳パック
乾いた小枝が無かったとき、牛乳パックならどうだろうと燃やしてみました。
1Lの牛乳パック1本分を2cm幅に細長く切ったものを使います。
結果は3分余りで燃料切れ。
お湯は41℃まで上がりました。
リカちゃん人形のシャワーくらいならちょうど良さそうです。
次回は
ケリーケトルを使ってみて
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