アルファ米を作ってみる1

灰色猫屋

2010年09月23日 23:47

「元気のでる山の食事」大森博、山と渓谷社、2008
のレシピには、アルファ米を使ったものがいくつかあります。

でも、ご近所の店でアルファ米をみたことがありません。
で、見たことも食べたことも無いアルファ米。
ネットで調べると、
「あまりおいしくない」
という意見がたくさん出てきます。

とにかく見たことが無いので、自分で作れないだろうかと思い、ネットで調べました。
あちこち見たところ、どうやら

・ご飯を天日で干した糒(ほしい)に似ているが、もっと短時間で乾燥させたもの

・・・のようです。



電子レンジで作る方法があったので、真似してみました。
簡単に考えていたんですが意外とうまくいかない・・・

・すぐ乾くもんだと思っていたらそうでもない
・粒がパラパラになって乾くと思っていたら、くっついて塊になり、その部分がなかなか乾燥しない
・一度に長時間レンジにかけるとこげる

あと、連続してレンジにかけてもなかなか乾燥しません。
90秒かけたらレンジから出して数分置く、というのを繰り返すと、効率よく水分を飛ばせそうです。
それに、ほしいを作るときは一旦水洗いしてぬめりをとりますが、あれで水分が多くなるので、水洗いをやめたらどうだろう・・・


さて、こんな風に何回もレンジにかけた後(この工程だけで45分かかった)
まる1日放っておきました。
ご飯はカラカラに乾き、重さをはかると50gです。
それではいよいよ「戻し」にかかります。

出来上がった乾燥ご飯をジップロックに入れ、熱湯150mlを加えて閉じます。
お湯の量は、最初ご飯の量を200gと勘違いしてので、乾燥した米50gを引いて150mlの水を足せば元通りになる計算でした。
(実際は最初のご飯の量は100gでした)

アルファ米は20~30分置くようですが、いろいろ家事をしているうちに45分経ってしまいました。

ご飯はやわらかくなっていますが、なんだかお粥のデキソコナイみたいです。
水分が多い・・・
ジップロックを少し開け、多すぎる水を流して捨ててみました。

茶碗に移して、さあ~「いただきま~す」



・・・おいしくはないです。
味のない湯漬けが冷めてふやけた感じです。
これは・・・マズイ・・・
お湯が多すぎたのと、戻すのに時間をかけすぎたせいかな?



ではともかく今回やった記録を書きます。


【アルファ米を自作する1 】


 ふつうのご飯100g

①茶碗1杯のご飯(100g)をざるに入れ、流水でぬめりをとる。
②水気を切って、ラップを敷いた皿に広げる。





③電子レンジにかける。
 ・40~90秒×10回(ときどき上下をかえす)




④一晩置く。

⑤重さをはかると50g(ちょっと味見したので若干減りが多い)

⑥ジップロックに入れ、150mlの熱湯を注いで45分置く。


ジップロックに入った乾燥ごはんと150mlの熱湯


 
ふやけた乾燥ごはん 


 できあがったご飯(一部)





★結果:
・お湯が多すぎた。
・冷めた湯漬けのようでおいしくない。

★次回への改善点:
・ご飯を水洗いしない(水分を飛ばす時間を減らすため)
・レンジにかけるとき、合間を5分から15分ほどとってみる。
 (連続してかけてもあまり意味が無い気がする。合間をとると、その間に水分が蒸発する)
・乾燥にはレンジ込みで6時間かける。
・戻す時の熱湯の量を減らす。





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